【株式市場】配当権利確定日でもあり日経平均は大引けにかけ一段と上げて大幅続伸

2020年9月28日 16:07

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

◆日経平均は2万3511円62銭(307円00銭高)、TOPIXは1661.93ポイント(27.70ポイント高)、出来高概算(東証1部)は14億6267万株

 9月28日(月)後場の東京株式市場は、三越伊勢丹HD<3099>(東1)などの百貨店株が東京都による都内での飲食・観光支援策などを手掛かりに一段と強含み、ソフトバンクG<9984>(東1)は投資先の株式売却益などが言われて13時にかけて一段高。日経平均は160円高で始まり、一進一退だったが、終盤は配当再投資の代替買いが株価指数先物に入ったとされて連動し一段高。9月14日以来の1万3500円台となり大幅に2日続伸となった。

 後場は、イントラスト<7191>(東1)がLINE活用の養育費保証などを材料視されて一段高。テクノマセマティカル<3787>(東2)は前引け後の新製品発売の発表が注目されて急伸しストップ高。バリューゴルフ<3931>(東マ)は中間決算発表から動意を強め値幅・チャート妙味がともなってきたとされて騰勢強まりストップ高。日本ラッド<4736>(JQS)は河野行革・規制改革相のハンコ不要発言などが材料視され3日連続ストップ高。

28日上場のrakumo(ラクモ)<4060>(東マ)は買い気配のまま値が付かず、大引けは気配値の本日上限値段で公開価格1250円の2.3倍の2875円で買い気配。

 東証1部の出来高概算は14億6267万株(前引けは5億8836万株)、売買代金は2兆7082億円(同1兆718億円)。1部上場2177銘柄のうち、値上がり銘柄数は1892(前引けは1542)銘柄、値下がり銘柄数は251(同550)銘柄。

 また、東証33業種別指数は31業種(前引けは29業種)が値上がりし、値上がり率上位は、パルプ/紙、鉄鋼、不動産、証券/商品先物、金属製品、保険、精密機器、繊維製品、建設、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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