昭栄薬品は調整一巡、21年3月期減益予想だが上振れ余地

2020年9月11日 08:23

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 昭栄薬品<3537>(JQ)は、天然油脂由来のオレオケミカルや界面活性剤などを主力とする化学品専門商社である。21年3月期は販管費の増加などで営業減益予想としている。ただし期後半の需要回復なども考慮すれば、上振れ余地がありそうだ。収益拡大を期待したい。株価は上値を切り下げる形で軟調だが、調整一巡して反発を期待したい。

■天然油脂由来の化学品専門商社

 オレオケミカル(天然油脂由来の油脂化学品)や界面活性剤を主力とする化学品専門商社である。セグメント区分は化学品事業、日用品事業、土木建設資材事業としている。

■21年3月期営業減益予想だが上振れ余地

 21年3月期連結業績予想は、新型コロナウイルスの影響を織り込まず、売上高が20年3月期比2.1%増の181億03百万円、営業利益が5.2%減の1億21百万円、経常利益が0.1%増の2億62百万円、純利益が30.1%減の1億78百万円としている。

 第1四半期は、売上高が前年同期比8.6%減の41億10百万円だが、営業利益が8.2%増の31百万円だった。新型コロナウイルスの影響で、除菌関連(消毒液やハンドソープなど)の売上が増加したが、自動車関連や繊維油剤関連の売上が減少し、全体として減収だった。営業利益は販管費の減少で増益だった。

 通期は除菌関連の需要が増加する見込みで増収だが、販管費の増加で営業減益予想としている。ただし期後半の需要回復なども考慮すれば、上振れ余地がありそうだ。収益拡大を期待したい。

■株価は調整一巡

 株価は上値を切り下げる形で軟調だが、調整一巡して反発を期待したい。9月10日の終値は911円、時価総額は約33億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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