後場の日経平均は86円安でスタート、レーザーテックやアサヒが安い

2020年8月26日 13:02

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記事提供元:フィスコ


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;23210.76;-86.01TOPIX;1617.20;-8.03

[後場寄り付き概況]

 後場の日経平均は前日比86.01円安の23210.76円と前引から下げ幅を拡大して取引を開始した。ランチタイム中の225先物は横ばいで推移。アジア市場は高安まちまち。為替は1ドル=106円40銭台と朝方から若干円安で推移。午前の日経平均は、昨日まで上げのピッチが急であり、コロナ禍前の株価水準まで値を戻したことでの高値警戒感から反落してスタートした。寄り付き後はプラスに転じる場面があったものの、その後マイナスに転じるなど、方向感の無い値動きで推移し、小幅安で午前の取引は終了した。27日にFRB議長講演、28日に安倍首相の会見などのイベントを控えていることで様子見ムードが強まっている。お昼前に「GoToの東京追加を9月に判断」とのニュースが流れたが特段の反応は無く、後場の日経平均は下げ幅を拡大しスタートした。その後は若干下げ幅を縮小しもみ合いとなっている。

 セクター別では、不動産業、非鉄金属、繊維製品、鉄鋼などが下落率上位となっており、一方、その他製品、鉱業、海運業、倉庫・運輸関連業が上昇率上位となっている。東証1部の売買代金上位では、トヨタ<7203>、レーザーテック<6920>、キーエンス<6861>、アサヒ<2502>、リクルートHD<6098>が安く、任天堂<7974>、ソフトバンクG<9984>、ソニー<6758>、テラスカイ<3915>、ブイキューブ<3681>が高い。《HH》

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