Link-Uはサーバープラットフォームサービスを展開

2020年7月30日 09:05

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 Link-U<4446>(東1)は20年7月29日付で東証1部に市場変更した。漫画アプリ運用などサーバープラットフォームビジネスを展開している。20年7月期増収増益予想である。第3四半期累計は先行投資で減益だったが、通期ベースで収益拡大を期待したい。株価は6月の高値から一旦反落したが、素早く切り返しの動きを強めている。新型コロナウイルスに伴う巣ごもり関連としても注目され、自律調整を交えながら上値を試す展開を期待したい。

■漫画アプリ運用などサーバープラットフォームビジネスを展開

 19年7月東証マザーズに新規上場し、20年7月29日付で東証1部に市場変更した。自社設計のオリジナルサーバーを基軸としたデータ配信およびデータを適切に蓄積・分析・処理するAIソリューションを、ワンストップで提供するサーバープラットフォームビジネスを展開している。

 漫画アプリに強みを持ち、小学館のマンガアプリ運用などを主力としている。また19年12月には集英社と共同で、新総合電子書店「ゼブラック」サービスを開始した。

■20年7月期3Q累計減益だが通期増益予想

 20年7月期業績(非連結)予想は、売上高が19年7月期比20.7%増の13億11百万円、営業利益が6.1%増の4億22百万円、経常利益が5.3%増の4億10百万円、純利益が6.0%増の2億88百万円としている。

 第3四半期累計は売上高が前年同期比14.0%増の9億32百万円、営業利益が26.8%減の2億74百万円だった。先行投資で減益だったが、売上面は順調だった。通期ベースで収益拡大を期待したい。

■株価は上値試す

 株価(20年1月16日付で株式3分割、20年7月29日付で東証1部に市場変更)は、6月の高値から一旦反落したが、素早く切り返しの動きを強めている。新型コロナウイルスに伴う巣ごもり関連としても注目され、自律調整を交えながら上値を試す展開を期待したい。7月29日の終値は2333円、時価総額は約322億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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