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大人の英会話 習得メソッドは学習のプロ「子ども」に学べ!?

2020年7月27日 17:05

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 英語など第2言語の習得において、大人よりも子どもの方が有利だという見解が一般的である。英語耳を作るには脳が柔軟である幼少の頃から英語に接した方が良いなど、科学的な見方もあるだろう。しかしそれ以外に英語習得メソッドにおいても、子どもの方が効率的な方法を実践しているのだ。

【こちらも】小学生の英語学習に「文法」は不要なのか 日本と海外、英語指導の違いとは

 脳を子どもの頃に戻すことはできない。しかしメソッドは大人でも取り入れることができる。今回は小学校低学年ぐらいまでの子どもが実践している英語習得メソッドを紹介しよう。

■文法で解釈しない

 基本的に子どもは会話において文法で解釈しない。なぜこのセンテンスが現在完了なのか、過去分詞を使うのか、なぜ複数形なのかなどの分析をしない。会話のパターンにおいて「ここではその単語が使われているから」「皆がそう言っているから」などの理由で言葉を選んでいるのだ。

 基本的なSVO、過去形など、中学1年生で習う文法を覚えたら、後は会話しながら覚える方が習得は早いだろう。英語の先生を目指すのでない限り、文法に関する専門用語を学ぶ必要はない。

■複雑にしない

 子どもの頃から英語に接していた方が自然な発音になるのは確かだ。これは科学的な理由以外にマインド的な理由もあるといえる。それは子どもの「聞いたままを発音する」という素直さだ。

 大人になると賢くなる。聞いた単語を脳内で英単語の文字に変換し、それをカタカナに変換する。そして日本人特有のカタカナ英語になるのだ。英会話の上達において、この複雑なプロセスはできるだけ用いない方が良いだろう。「Simple is best」なのである。

■コピーする

 子どもはよく大人の喋り方、行動を真似する。真似をする対象は幼少の頃は親だろうし、幼稚園や小学校に進んでからは友達や先生などになるだろう。アニメのキャラクターなどにも影響を受けるかもしれない。言語の習得においてこの「コピー」は最高のメソッドである。コピー対象の話し方、使うフレーズなどをそっくりそのままコピーするのだ。

 十分に言語や思考が発達した大人になると、誰かの話し方を真似したりしなくなるものだ。しかしこのコピーの方法は、むしろ大人の方が有効に使える。日常の会話、著名人のインタビュー、政治家の会見発表、チャットなどTPOに合わせたフレーズをコピーできるのは大人ならではの特権だろう。これを活かさない手はない。

 教科書に載っているフレーズや日本語を英語に直訳したセンテンスよりも生きた英語を学べるはずだ。

 何でもすぐに吸収してしまう子どもは学習のプロと言っても過言ではない。であれば彼らプロのやり方を取り入れることは理にかなっている。それと同時に、子どものような純粋さが語学習得には必要なのである。(記事:newpowersoul・記事一覧を見る

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