フィードフォースは21年5月期大幅増収増益予想

2020年7月21日 07:58

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 フィードフォース<7068>(東マ)は企業のデジタルマーケティング支援を展開している。21年5月期はM&A効果も寄与して大幅増収増益予想である。収益拡大を期待したい。株価は急伸して上場来高値を更新する場面があった。その後は乱高下の形だが、自律調整を交えながら上値を試す展開を期待したい。

■企業のデジタルマーケティング支援を展開

 19年7月東証マザーズに新規上場した。データフィード(インターネット上で、送信元の広告主等から商品データなどの更新を、受信先である広告媒体等へ定期的に送信する仕組み)を活用して、企業のデジタルマーケティングを支援する事業を展開している。

 事業区分は、データフィード構築や広告配信受託などデータフィードマネジメントのアウトソーシングサービスを提供するプロフェッショナルサービス事業、およびデータフィード統合管理ツールや自動広告出稿ツールを提供するSaaS事業としている。

■21年5月期大幅増収増益予想

 21年5月期連結業績予想は、売上高が20年5月期比55.7%増の23億76百万円、EBITDAが67.4%増の8億16百万円、営業利益が55.0%増の6億44百万円、経常利益が69.0%増の6億27百万円、純利益が2.2倍の3億58百万円としている。

 M&A効果(運用型広告を中心としたマーケティング支援事業のアナグラムを20年1月連結子会社化、20年9月完全子会社化予定)も寄与して大幅増収増益予想である。なお上期は新型コロナウイルスによる経済収縮の影響を受けるが、下期は成長軌道に戻ると想定している。収益拡大を期待したい。

■株価は上値試す

 株価は急伸して上場来高値を更新する場面があった。その後は乱高下の形だが、自律調整を交えながら上値を試す展開を期待したい。7月20日の終値は3015円、時価総額は約170億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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