【株式市場】日経平均は後場ジリ安となりトランプ大統領の暴露本まで気にされ2日続落

2020年7月8日 16:07

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

◆日経平均は2万2438円65銭(176円04銭安)、TOPIXは1557.23ポイント(14.48ポイント安)、出来高概算(東証1部)は11億5596万株(前引けは5億2036万株)

 7月8日(水)後場の東京株式市場は、日経平均が24円安で始まり、その後ジリ安賞状となった。東京エレクトロン<8035>(東1)などの半導体関連株は概して底堅く推移したが、米株価指数先物が安いとされ、トランプ大統領の身内による暴露本が注視されているとかで先物主導でジリ貧。176円04銭安(2万2438円65銭)まで下げて安値引け。TOPIXも安く共に2日続落となった。

 後場は、朝高の後一服模様だったHIOKI(日置電機)<6866>(東1)が再騰勢し一段高。ケミプロ化成<4960>(東2)は今年後半の「iPhone」新機種がすべて有機ELとの報道を受け大引けまで買い気配のままストップ高。ユニフォームネクスト<3566>(東マ)は6月の月次売上高の大幅増が言われストップ高で始まった後も大幅高を継続。イマジニア<4644>(JQS)はニンテンドースイッチ用ゲームソフト「Fit Boxing」の国内版と海外版の世界販売本数90万本突破が材料視され一段高。

 東証1部の出来高概算は11億5596万株(前引けは5億2036万株)、売買代金は2兆1599億円(同9529億円)。1部上場2171銘柄のうち、値上がり銘柄数は420(前引けは1027)銘柄、値下がり銘柄数は1686(同1043)銘柄。

 また、東証33業種別指数は全業種が値下がり(前引けは15業種が値上がり)し、下落率の小さい業種は、電力・ガス、医薬品、鉄鋼、ガラス・土石、卸売り、情報・通信、などだった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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