コロナを吹き飛ばす? 馬鹿映画が話題に!

2020年6月15日 16:05

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 河崎実監督といえば、『日本バカ映画の巨匠』として、数々の作品を作っている日本を代表する映画監督である。

 これまでも、代表作として『地球防衛少女イコちゃん』や『日本以外全部沈没』、さらには壇蜜の初主演作品としても知られる『地球防衛未亡人』といった“バカ映画”を世に送り出しているが、その最新作として6月から上映されているのが『三大怪獣グルメ』だ。

 日本に襲来した、巨大タコ怪獣、巨大イカ怪獣、そして巨大カニ怪獣によって廃墟になった東京を舞台に、特殊チームが立ち向かい、最後の手段として、巨大な海鮮丼を作るという破天荒な作戦が決行される……という、聞いているだけで頭が痛くなりそうな内容なのだが、ここに監修として『孤独のグルメ』の久住昌之氏が入り、主題歌はキュウソネコカミが担当するという、かなり豪華で本格的なものになっている。

 上映劇場が関東ではユーロスペース、関西でもシネリーブル梅田のみという寂しさなのだが、自粛ムードの中、この作品の底抜けの明るいバカ加減に癒されると、SNSでは徐々に注目が集まっているという。もしかしたら今後上映館が増える可能性も残されている(かもしれない)。

 主演は『弱虫ペダル』や『ヘタリヤ』、最近では『鬼滅の刃』といった舞台での活躍が光る植田圭輔。

 怪獣と戦う特殊部隊SMATの紅一点のヒロインには、乃木坂46の吉田綾乃クリスティー、さらにカメオ出演として、パラダイス山元、吉田照美、村西とおる、彦摩呂なども顔を出している。

 河崎実作品らしく、いたるところに小ネタが転がっており、さらに伏線が貼ってあり、特撮マニアからサブカル好き、アイドルファンまでが存分に楽しめるよう計算されているのが憎い所。

 同じく、6月は河崎実監督作品で昨年制作された『ロバマン』のDVD発売も始まっている。

 ラジオ界の重鎮、吉田照美がスーパーヒーロー“ロバマン”となり悪と戦う、こちらも面白い作品。欅坂46の小池美波も出演しており、アイドルファンからの注目も(一部で)高い作品だ。

 暗い世相に、一服の清涼剤……ではないが、こういう底抜けのB級映画で思いっきり笑うのもいいのではないだろうか?(記事:潜水亭沈没・記事一覧を見る

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