実録スリラー映画『アングスト/不安』上映禁止となった“異常”な傑作、37年越しに解禁

2020年6月5日 07:35

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記事提供元:ファッションプレス

 実録スリラー映画『アングスト/不安』が、2020年7月3日(金)よりシネマート新宿ほか全国順次公開。

■世界中で上映禁止になった、実録スリラー作品

 映画『アングスト/不安』は、1980年、オーストリアで実際に起きた殺人鬼ヴェルナー・クニーセク による一家惨殺事件を映画化した実録スリラー作品。刑務所出所後の殺人鬼=狂人が感じる不安やプレッシャーによる異様な行動と心理状態を、凶暴かつ冷酷非情なタッチで描いているのが特徴で、83年公開当時は、あまりにもショッキングすぎる内容から、世界中の国々で“上映禁止”となってしまった禁断の作品だ。

■映像が誘う、冷徹な世界

 その“異常”なストーリーはもちろん、観客をさらなる恐怖に陥れるのは、狂人自身のモノローグで綴る構造や全編に徹底された陰鬱なトーン。また狂人が内に秘めた”不安“は、アカデミー賞最優秀短編アニメ賞を獲得した『タンゴ』やジョン・レノン、ミック・ジャガーらのMVで知られる世界的な映像作家ズビグニェフ・リプチンスキが、アーティスティックに映し出している。

 なお監督は、本作が唯一の監督作品となったジェラルド・カーグルが担当。殺人鬼の心理を探るという野心のもと、全額実費で製作した“異常な傑作”が、ついに37年の時を超えて解禁となるー。

■詳細

 実録スリラー映画『アングスト/不安』
公開日:2020年7月3日(金)
監督:ジェラルド・カーグル
撮影・編集:ズビグニェフ・リプチンスキ
音楽:クラウス・シュルツ
出演:アーウィン・レダー、シルヴィア・ラベンレイター、エディット・ロゼット、ルドルフ・ゲッツ
1983 年/オーストリア/87 分/カラー/ビスタ/R15+
配給・宣伝:アンプラグド

<注意>
本作は、1980年にオーストリアで実際に起こった事件を描いております。当時の司法制度では裁ききれなかった為に発生した事象であり、本映画をきっかけとして以降大きく制度が変わりました。劇中、倫理的に許容しがたい設定、描写が含まれておりますが、すべて事実に基づいたものであります。本作は娯楽を趣旨としたホラー映画ではありません。特殊な撮影手法と奇抜な演出は観る者に取り返しのつかない心的外傷をおよぼす危険性があるため、この手の作品を好まない方、心臓の弱い方はご遠慮下さいますようお願い致します。またご鑑賞の際には自己責任において覚悟して劇場にご来場下さい。

※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

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