【株式市場】銀行株など値を保てず日経平均は朝方の294円高を上値に上げ一服模様

2020年6月4日 12:28

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

◆日経平均は2万2631円01銭(17円25銭高)、TOPIXは1598.86ポイント(9.22ポイント安)、出来高概算(東証1部)は7億6969万株

 6月4日(木)前場の東京株式市場は、NY株の大幅続伸などを受け、日経平均は先物主導で271円高で始まった。ソニー<6758>(東1)は10時半頃までジリ高。一方、第一生命HD<8750>(東1)や三井住友FG<8316>(東1)はほとんど始値を高値にダレ模様。日経平均は取引開始直後の294円16銭高(2万2907円92銭)を高値にジリ貧となり、前引けにかけて一時45円75銭安(2万2568円01銭)まで軟化した。TOPIXは前引けも軟調で上げ一服模様。

 ハウス食品G本社<2810>(東1)が外出自粛効果など評価した証券会社の目標株価引き上げなど注目されて3月以降の高値に進み、インタートレード<3747>(東2)はハナビラタケの健康効果などが言われて連日動意活発。オンコリスバイオファーマ<4588>(東マ)は米国で「テロメライシン」がオーファンドラッグに指定との発表が材料視されストップ高。ウチダエスコ<4699>(JQS)は第3四半期の大幅増益などが注目されストップ高。

 東証1部の出来高概算は7億6969万株、売買代金は1兆3174億円。1部上場2169銘柄のうち、値上がり銘柄数は727銘柄、値下がり銘柄数は1323銘柄。

 また、東証33業種別指数は13業種が値上がりし、保険、銀行、精密機器、食料品、情報・通信、パルプ・紙、証券・商品先物、電気機器、輸送用機器、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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