米国、新型コロナの感染拡大で鬱や不安障害になる人が大きく増加

2020年6月2日 18:48

印刷

記事提供元:スラド

 Anonymous Coward曰く、

 米国で、新型コロナウイルスの感染拡大後、不安やうつに悩まされる人の数が大きく増えているという(AXIOSWashington PostGIGAZINESlashdot)。

 米国勢調査局が5月7日から12日かけて4万2000人を対象に行った調査によると、回答者の24%が鬱の兆候を、回答者の30%は不安障害の症状を示していたそうだ。特に若年層や女性、低所得者層などでこの傾向は多かったという。Washington Postの記事では、4%が鬱、20%が鬱と不安障害の両方、10%が不安障害の症状があったと報じられている。

 また、2013年から2014年の調査結果では鬱の気分になることがあると答えたのは約25%だったのに対し、新型コロナのパンデミック後はこれが50%にまで増加しているという。

 スラドのコメントを読む | 医療 | アメリカ合衆国

 関連ストーリー:
米CDCが新型コロナに関する推計を発表、症状が出ない感染者は35%、症状のある患者の死亡率は0.4% 2020年05月29日
新型コロナ感染拡大の中、米IT長者の資産は増える 2020年04月24日
育児など家族の世話が必要な従業員に対し長期間の有給休暇を付与する動き 2020年04月22日
米O'Reilly、コロナの影響で対面型イベント部門の閉鎖を決める 2020年03月27日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事