東京金概況:上昇、米発の暴動デモなどが警戒感高めたか 

2020年6月1日 16:37

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記事提供元:フィスコ


*16:37JST 東京金概況:上昇、米発の暴動デモなどが警戒感高めたか 
TOCOM金 21年4月限・日中取引終値:6020円(前日日中取引終値↑87円)

・推移レンジ:高値6028円-安値5993円

1日の東京商品取引所(TOCOM)金先物(期先:21年4月限)は上昇した。本日の東京市場では、懸念されていたトランプ米大統領の会見が穏当に終わったことや東京都で商業施設などの休業要請が解除される「ステップ2」に移行したことなどが好感され、日経平均は節目の22000円を大きく超える上昇を見せた。ただ、米国で白人警官の暴行による黒人死亡事件の暴動デモが広がっていることに加え、急ピッチでの株価上昇や依然残る米中懸念などに対する高値警戒感もあり、金先物は再び6000円台での高値圏での推移となった。《YN》

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