【株式市場】1都3県などでも「解除」に期待強まり日経平均は一時324円高

2020年5月25日 12:43

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

◆日経平均は2万682円78銭(294円62銭高)、TOPIXは1496.32ポイント(18.52ポイント高)、出来高概算(東証1部)は5億5070万株

 5月25日(月)前場の東京株式市場は、1都3県と北海道でも緊急事態宣言が解除の見通しとなったことで経済活動の回復などに期待が強まり、日経平均は265円高で始まった。百貨店株は伸び悩んだが、JR東海<9022>(東1)や日本航空<9201>(東1)などがジリ高。日経平均は9時半前に324円86銭高(2万713円02銭)まで上げ、10時半頃の195円高を下値に再び上げ幅を広げた。

 イトーキ<7972>(東1)が「コロナ後の新常態」時代のオフィス家具需要への期待などで10%高となり、ツクイ<2398>(東1)は3月決算発表を受けてストップ高。京都ホテル<9723>(東2)は緊急事態宣言の全国的解除などで急伸。アスカネット<2438>(東マ)は非接触操作技術への問い合わせ増加などが注目されて高値に接近。チエル<3833>(JQS)は3月決算と今期予想などが注目されてストップ高。

 東証1部の出来高概算は5億5070万株、売買代金は8508億円。1部上場2170銘柄のうち、値上がり銘柄数は1717銘柄、値下がり銘柄数は363銘柄。

 また、東証33業種別指数は全33業種が値上がりし、空運、不動産、鉄鋼、海運、鉱業、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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