オイシックス、新型コロナで会員急増 巣ごもり消費追い風に需要拡大

2020年5月22日 18:23

小

中

大

印刷

 生鮮宅配のオイシックス・ラ・大地が新型コロナウイルス感染拡大に伴う巣ごもり消費の拡大を受け、会員を急増させていることが、2020年3月期の連結決算で明らかになった。外出自粛の広がりから、生鮮野菜に調味料を加えたミールキットが好調で、定期宅配の会員が15万人を突破している。

【こちらも】イオン九州とヤフー、即時配達「PayPayダッシュ」の実証実験 福岡で再開

 売上高は前期比14%増の約710億円。純利益はカフェ運営のウエルカムの店舗休業でのれん減損約3億円を計上したため、67%減の約8億円に落ち込んだものの、新型コロナで外出自粛が広がった3月に急速に売り上げを伸ばした。

 傘下ブランド「オイシックス」の会員数は、前期末より約4万人多い約24万5000人。前期末より19%増えた。購買単価や頻度も前期を上回っている。このうち、ミールキットの定期宅配会員は約15万人で、前期より35%増加した。2年前に比べるとほぼ倍増している。特に3月に入って新規入会する人が目立った。別の傘下ブランド「大地を守る会」、「らでぃっしゅぼーや」を合わせた総会員数は約34万人に達している。

 ミールキットは全国約4000の契約農家から集めた生鮮野菜と調味料がセットになり、1袋で主菜と副菜を作ることができる。2013年の販売開始から5000万食を突破する人気商品となっているが、オイシックスは女性の社会進出や共働き世帯の増加とともに、巣ごもり消費の拡大も好影響をもたらしたとみている。

 新型コロナの緊急事態宣言は首都圏と北海道を除いて解除されたが、在宅勤務や自発的な外出自粛で巣ごもり消費の拡大傾向が続くとみられている。オイシックスはこれを追い風にしてさらに売り上げ増を目指しており、2021年3月期は売上高が9.8%増の780億円、純利益が52%増の12億円と見込んでいる。(記事:高田泰・記事一覧を見る

関連キーワード在宅勤務オイシックス新型コロナウイルス

広告

財経アクセスランキング

広告

写真で見るニュース

  • AI画像診断支援ソリューション画面例(画像: NTTデータの発表資料より)
  • カングーイラスト入りマカロン「マカロンデー×ルノー スペシャルパッケージ」(画像: ルノー・ジャポンの発表資料より)
  • 追加された機能のイメージ。(画像: One Tap BUYの発表資料より)
  • (c) 123rf
  • ユープレイスの外観イメージ(ピーアンドディコンサルティング発表資料より)
 

広告

ピックアップ 注目ニュース