【ドル円・5月第1週】ボラティリティ縮小、迷いのみえる相場感【テクニカル分析】

2020年5月2日 23:05

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 今週のドル円について、「ボラティリティ収縮が目立ち、短期戦略を徹底すべき」このような結論となった。

【前週は】【ドル円・4月第4週】Sell in may? 短期的な下落展開【テクニカル分析】

●マクロ環境のドル円
●ミクロ環境のドル円

 本記事では、ローソク足チャートからテクニカル分析を行い、ドル円の来週の展望を考える。

【マクロ環境のドル円】長期目線は不透明

 月足からドル円のマクロ環境を分析すると「長期目線の不透明さ」が伺える。

 やはり、気になるのは「3月の月足」だろう。4月以降は、このローソク足の形から四本値に収まる値動きが推測されていた。

●始値107.385円
●終値107.494円
●安値101.180円
●高値111.715円

 同様に、現状ドル円はボラティリティを縮小させ、3月の高安を試す展開は1度もない。
 つまり、長期足では、価格の上下方向は定まっていないと言える。

 ここ数年の単位でみれば、チャート通り「ディセンディング・トライアングル」の形成過程にあり、いずれかのタイミングで100円台前半を試す可能性には注意しておきたい。


 時間足を落とし、ドル円の週足を分析する。
 
 赤線で3月以降のボラティリティを区切った。やはり、方向感の無さが週足にも顕著に現れている。

 直近では、陽線2本(2週間)上昇した値幅の半分を5週間かけて「半値」下げている。一方で、買われるような動きもなく中期的に買い戦略は持てない。

 結果として、中長期目線では取引が難しい印象だ。
【ミクロ環境のドル円】平行チャネル内で小動きが続く

 ドル円の日足チャートから、ミクロ環境のドル円を分析する。

 先週のシナリオとしては、矢印部分の安値を短期的に抜ける下落があるとした。実際に、短期的には抜けるものの再び106円台中間まで回帰している。

 日足レベルのスイングトレードも極めて難易度が高いと言える。

 したがって、より短期に時間足での戦略がドル円には向いていると判断できる。


 時間足のトレード、もといデイトレード・スキャルピングなら戦略が組みやすいといったのが最近のドル円だ。

 4月始めから、本記事でもお伝えした「平行チャネル」。これが引き続き明確に機能している。

 先月半ば以降は、平行チャネルの中心線・上限でボラティリティは収まっている。

 この不透明な方向感の中、あえて取引をするなら平行チャネル内での戦略が分かりやすいだろう。(記事:ゆうき@FX系ライター・記事一覧を見る

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