【株式市場】金正恩氏の重体観測が伝えられ日経平均は中盤から再び下げる

2020年4月21日 12:15

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

◆日経平均は1万9358円77銭(310円35銭安)、TOPIXは1419.66ポイント(12.75ポイント安)、出来高概算(東証1部)は5億6573万株

 4月21日(火)前場の東京株式市場は、NYダウの592ドル安などを受け、日経平均は9時20分頃に315円13銭安(1万9353円99銭)まで下押した。10時30分にかけては持ち直して140円06銭安(1万9529円06銭)まで回復したが、北朝鮮の金正恩氏の重体観測が伝えられると再び下げ、前引けは310円35銭安(1万9358円77銭)となった。

 タカラバイオ<4974>(東1)が新型コロナウイルスワクチン候補製剤の量産準備に着手と伝えられて活況高。インテリジェントウェイブ<4847>(東1)は実⽤的なWi-Fiセキュリティ常時監視ソリューションなどが注目されて続伸。TBグループ<6775>(東2)は新型コロナ感染者向けにカプセルベッド式ホテルの有効活用への期待が言われて急伸。ミクリード<7687>(東マ)は居酒屋などの手間を解消する食材通販が注目されて連日大幅高。医学生物学研究所<4557>(JQS)は新型コロナの抗体測定試薬が注目されて急伸。

 東証1部の出来高概算は5億6573万株、売買代金は9318億円。1部上場2168銘柄のうち、値上がり銘柄数は424銘柄、値下がり銘柄数は1687銘柄。

 また、東証33業種別指数は医薬品、食料品の2業種が高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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