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マーチャント・バンカーズの持分適用会社アビス社が医療・介護施設関連事業で日本医療企画と提携
■日本医療企画は全国7拠点に1万件以上の医療・介護関連の顧客
マーチャント・バンカーズ<3121>(東2)の持分法適用関連会社でLED照明など各種環境関連商材の企画・設計、製造販売などを行う株式会社アビスジャパン(アビス社)は、4月6日、医療全般から介護・福祉分野に関する情報収集提供や書籍発行などを行う株式会社日本医療企画(東京都千代田区神田)と業務提携契約を結んだ。マーチャント・バンカーズが同日の取引終了後に発表した。
■アビス社は売上高など急拡大中、提携を機に出資比率を増やす
アビス社は2017年の設立で、照明の2020年問題とされる水銀灯や蛍光灯の製造中止により、多くの事業所や工場が急務とするLED設置工事に取組み、設立から3年間、業容を急拡大してきた。とりわけ、介護・医療施設には注力しており、LED設置工事ばかりでなく、介護・医療施設の経営や運営上の課題やニーズを把握のうえ、LED設置工事以外の、内外装などの工事全般や経費節減に関する諸提案まで、さまざまなニーズに対応している。
一方、日本医療企画は、全国7拠点を足掛かりに従業員数100名体制で、1万件以上の医療・介護施設を顧客として、情報誌や書籍、セミナーを通じ、経営情報や、医療経営士や介護福祉士など、スタッフの、施設運営のために必要とされる資格取得の情報を提供している。
両社は、アプローチは違えど、医療・介護施設の経営や運営に関するあらゆるニーズに対応してゆくことを志向しており、今般、日本医療企画からアビス社への顧客紹介とあわせて、アビス社から日本医療企画への顧客紹介も行うなどの新たな取り組みを開始する。
また、この提携に合わせ、マーチャント・バンカーズは、2020年4月8日付で、アビス社の第三者割当増資による新株式引受けにより、5.0億円を出資し、現状16.7%の出資比率を、28.6%とすることを決定した。
アビス社の2019年10月期の売上高は1.89億円だったが、その後、直近まで5カ月間(19年11月から2020年3月まで)の売上高は1.90億円で、すでに前期の通期売上高を超えている。
アビス社の20年10月期は、現段階で、受注残は3.50億円程度あり、20年3月までの売上高1.90円とあわせ、売上高5.40億円を見込んでいる。さらなる上積みを図っている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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