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マザーズ先物概況:乱高下ながら反発、日米の追加金融政策発表も、センチメントは向上せず
記事提供元:フィスコ
*16:00JST マザーズ先物概況:乱高下ながら反発、日米の追加金融政策発表も、センチメントは向上せず
16日のマザーズ先物は前週末比10.0pt高の544.0ptとなった。なお、高値は583.0pt、安値は532.0pt、取引高は9947枚。本日のマザーズ先物は、日米の金融政策によって乱高下する一日にとなった。前週末の米国市場では、木曜の急落後の自律反発の域を出ないといった感じも否めないが、各国の景気刺激策への期待などから主要3指数はそろって大幅に反発した。ただ、本日の日本時間早朝にFRB(米連邦準備制度理事会)がFOMCを前に1%の追加利下げを発表。これを受けて、時間外の米株価指数先物が材料出尽くし感からかストップ安をつける展開となり、東京市場も大荒れのスタートが予想されたが、マザーズ先物を中心に前週末に大幅に下落していた経緯から突っ込み警戒感もあったのか、一先ず米国の追加利下げを好感した動きが先行した。マザーズ先物は一時前週末日中取引終値比9%高の583ptまで上昇する場面があった。しかし、日銀が前倒しで開催した金融政策決定会合で上場投資信託(ETF)の買い入れ額を当面12兆円と倍増を決めたことが伝わると、こちらも材料出尽くし感が先行したのか、主要指数は一時上昇する場面を見せたのちは取引終了間際に向けて急速に上げ幅を縮める展開となった。結局、マザーズ先物は前週末比で1.8%程度の上昇に留まった。指数インパクトの大きいところでは、メルカリ<4385>、そーせい<4565>、ミクシィ<2121>などが大きく下落した。《YN》
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