ダブルエーは底値圏、21年1月期収益拡大期待

2020年2月25日 07:45

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 ダブルエー<7683>(東マ)は婦人靴販売を展開している。20年1月期増収増益予想である。第3四半期の利益進捗率がやや低水準であり、新型肺炎感染拡大による個人消費への影響なども考慮すると通期再下振れに注意必要だが、21年1月期の収益拡大を期待したい。株価は安値を更新している。IPO後の落ち着きどころを探る段階だが、ほぼ底値圏だろう。

■婦人靴の販売

 19年11月東証マザーズに新規上場した。婦人靴の販売を、国内および海外(香港、マカオ、中国、台湾)で展開している。中国工場との連携によって企画~流通~販売のサイクルを高速回転させる高効率販売を特徴としている。

■21年1月期収益拡大期待

 20年1月期連結業績予想(12月13日に下方修正)は、売上高が19年1月期比9.7%増の140億07百万円、営業利益が17.1%増の13億56百万円、経常利益が18.1%増の13億94百万円、純利益が21.1%増の9億32百万円としている。

 第3四半期累計は売上高が101億93百万円、営業利益が8億75百万円で、進捗率は売上高72.8%、営業利益が64.5%だった。利益進捗率がやや低水準であり、新型肺炎感染拡大による個人消費への影響なども考慮すると通期再下振れに注意必要だが、21年1月期の収益拡大を期待したい。

■株価は底値圏

 株価は安値を更新している。IPO後の落ち着きどころを探る段階だが、ほぼ底値圏だろう。2月21日の終値は2830円、時価総額は約134億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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