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プエルトリコの政府所有会社、フィッシングメールで400万ドル以上を偽口座に送金
プエルトリコの政府所有会社2社が別の政府関係機関職員を装ったフィッシングメールにだまされ、合計400万ドル以上の送金詐欺被害にあっていたそうだ(AP Newsの記事、Caribbean Businessの記事、El Voceroの記事)。
プエルトリコ警察によれば、何者かが12月にプエルトリコ政府のEmployees Retirement System(RETIRO)職員のコンピューターへ侵入し、女性職員を装って送金先口座の変更を知らせる電子メールを複数の政府関係機関に送っていたという。
電子メールを受信したPuerto Rico Industrial Development Company(PRIDCO)は12月に63,000ドル、1月に260万ドル以上、Puerto Rico Tourism Companyも150万ドルを米国本土の詐欺師の銀行口座に送金してしまう。しかし、RETIROの担当者が送金されていないことに気付き、各社へ通知したことで詐欺が判明する。被害届は12日に提出され、13日に内容が公表された。
これについて米連邦捜査局(FBI)ではPRIDCOの送金した260万ドルを保護したとの声明を出したそうだ。APへの情報提供者によれば、捜査機関は少なくとも290万ドル分の銀行預金を凍結しているとのことだ。
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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
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