ドライブレコーダー向けデータ復旧保証サービス コムテックなどが開始

2020年1月31日 08:13

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 ドライブレコーダーの国内販売台数で3年連続1位のコムテックが、データ復旧サービスやフォレンジックサービスなどを提供する、デジタルデータソリューションおよび、エフティグループと事業提携契約を締結した。コムテックのドライブレコーダーのデータ消失や障害のトラブルに対し、データ復旧保証サービス・デジタル鑑識・データ改ざん調査を2020年春から提供する。

【こちらも】需要高まるドライブレコーダー、SDメモリーカードのメンテナンスは大丈夫?

 コムテックのドライブレコーダーは、フロント・リアからなる2カメラモデルや、360度撮影が出来る製品などがある。製品には3年間修理保証のほか、駐車監視システム搭載モデルでは、駐車中にクルマをぶつけられた瞬間や車上荒らしがクルマを開けた瞬間などを録画し、もしもに備えた商品開発を行っている。

 一方でもしもの時の撮影が出来ても、クルマの衝突の瞬間にドライブレコーダーの破損や、車上荒らしがドライブレコーダーを壊してしまうリスクは完全に0ではない。こういったリスクを無くすために、今回3社が連携して消失データの復元サービスを開始したわけである。

 またデジタルデータの特性として、改ざんが安易であることも一つのリスクとして挙げられるが、記録段階でデータが改善できないように加工を行うほか、ハッシュ値やデジタル署名などで同一性を保全する技術も含まれているという。

 ドライブレコーダーは、何も問題がなければいつでもマイクロSDカードからデータを読み出し、映像を見ることが出来る。しかし、実際に録画できているはずのデータが見ることが出来ないと嘆いたことがある人も少なくないはずだ。現に、デジタルデータソリューションには、データ消失などの累積相談が20万7,000件にも及んでいるという。

 昨今のあおり運転の問題から、ドライブレコーダーの需要が急速に高まっており、カー用品店などで買い求める人が増えている。しかし必要な時にデータが消失していては、証拠としての資料に出来ないのがこれまでのドライブレコーダーであった。

 消失リスクに備えた今回のサービスは、ドライバーにとって強い味方となるに違いない。しかし、見られたくない動画も復活される可能性もあることも、肝に銘じておく必要もあるだろう。(記事:小泉嘉史・記事一覧を見る

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