2019年のPC出荷台数、8年ぶりに増加

2020年1月17日 08:32

小

中

大

印刷

記事提供元:スラド

 headless曰く、

 GartnerとIDCが13日にそれぞれ発表したPC出荷台数推計値によると、2019年のPC出荷台数は2011年以来8年ぶりに前年から増加したそうだ(GartnerのプレスリリースIDCのプレスリリース)。

 GartnerのデータはデスクトップPCとノートPC、Microsoft Surfaceのようなプレミアムウルトラモバイルを含むが、ChromebookとiPadが除外されている。IDCのデータはデスクトップPCとノートPC、ワークステーションで、タブレットPCやx86サーバーが除外されている。その結果、Gartnerは前年比147万台増(0.6%増)の2億6,124万台、IDCは711万台増(2.7%)増の2億6,669万台と推計している。ベンダー別にみると、Lenovo、HP、Dellのトップ3のみが増加している。特にLenovoはGartner・IDCともに8%以上の成長率を達成しており、Gartnerでは昨年に続いて1位、IDCではHPを抜いて1位に上昇した。トップ3ベンダーのシェア合計はGartnerで63.1%(2.9ポイント増)、IDCで64.5%(2.2ポイント増)まで増加している。Gartnerによると、年間のPC出荷台数増加をけん引したのは日本だという。

 2019年第4四半期のPC出荷台数はGartnnerが160万台増(2.3%増)の7,061万台、IDCが327万台増(4.8%増)の7,178万台と推計する。2019年はGartnner・IDCともに第1四半期は前年割れの推計値を出していたが、第2四半期以降は成長が続いている。トップ3の増加は変わらないが、特に3位のDellが出荷台数を伸ばしており、10%以上の成長率を達成している。4位のAppleはGartnerで3.0%減、IDCで5.3%減。AcerはIDCが4.2%減の437万台(5位)と推計する一方、Gartnerは3.5%増の399万台(6位)と推計している。

 2019年第4四半期および年間の成長要因として、Gartner・IDCともにWindows 7のサポート終了によるWindows 10 PCへの移行需要を挙げる。ただしGartnerでは、Intel CPUの品不足がなければ移行がもっと早く進んでいたと予測している。一方、IDCによれば、Intel CPUの品不足によりAMD CPUの採用が進んだという。また、Gartner・IDCともに、第4四半期は米中貿易戦争が緩和に向かったことを成長の要因として挙げている。

 スラドのコメントを読む | モバイルセクション | ビジネス | ハードウェア | 統計 | ノートPC

 関連ストーリー:
2019年第3四半期のPC出荷台数、日本では消費税率引き上げ前の駆け込み需要で大幅に増加 2019年10月14日
2019年第2四半期のPC出荷台数、Gartnerは1.5%増、IDCは4.7%増と推計 2019年07月14日
2019年第1四半期のPC出荷台数、全体では前年割れする一方でLenovoとDellは引き続き増加 2019年04月14日
CPU品不足と米中貿易戦争の影響で2018年第4四半期のPC出荷台数が減少 2019年01月13日
2018年第2四半期のPC出荷台数は6年ぶりの増加幅に 2018年07月15日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワードAppleiPadMicrosoftWindowsWindows 10Windows 7LenovoIntelChromeGartnerAcerHPChromebookIDCSurface

広告

広告

写真で見るニュース

  • フロリダ州のケネディ宇宙センターでのテスト中のNASAの火星ヘリコプター (c) NASA / Cory Huston
  • 三越恵比寿店 (c) 123rf
  • 案内ロボット「ゴーカンナ君」(画像: アキュラホーム発表資料より)
  • トヨタ・ハイランダー(画像: 米国トヨタの発表資料より)
 

広告

ピックアップ 注目ニュース