静岡県の御殿場プレミアム・アウトレット、4月16日に第4期エリアオープン

2020年1月16日 11:55

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「ヒルサイド」エリアイメージ(三菱地所・サイモン発表資料より)

「ヒルサイド」エリアイメージ(三菱地所・サイモン発表資料より)[写真拡大]

  • 「いただきテラス」外観イメージ
  • ウェルカムセンターイメージ

 静岡県御殿場市深沢の御殿場プレミアム・アウトレットの第4期エリア開業が、4月16日と決まった。運営に当たる三菱地所グループの三菱地所・サイモンが15日明らかにしたもので、第4期エリアの売り場面積約1万7,000平方メートルに88店舗が登場するほか、富士山を背景にさまざまなアトラクションを楽しめる遊び場や、訪日外国人観光客向けのウェルカムセンターも併設される。

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 御殿場プレミアム・アウトレットは現在、売り場面積約4万5,000平方メートルで、約210店が営業しているが、第4期エリアの開業で売り場面積約6万1,000平方メートルとなり、店舗数は約290店に増える。駐車場も現在の約5,000台収容が約7,000台に広がる。

 出店が決まっているのは、常設店舗としては日本初となるファッションの「コンバーストウキョウ」、「トム・ブラウン」、「J&Mデヴィッドソン」、バッグの「ジャンニ・キアリーニ」、靴の「アトランティックスターズ」、アウトレット日本初出店となるスポーツ・アウトドアの「ルルレモン」など。飲食は「沼津魚がし鮨」、「静岡ご当地グルメ屋台」など地元の食材にこだわった店が登場する。

 遊び場となる「ヒルサイドプレイグラウンド」では、イタリア製のメリーゴーラウンド、タワー型ライドなどが並び、家族で楽しめる場所になる。外国人向けの「ウェルカムセンター」には英語、中国語のスタッフが常駐し、ラウンジ、男女別の祈祷室が併設される。第4期エリアと既存エリアは延長約180メートルの屋根付きトラス橋で結ばれ、富士山を眺めるのに絶好のスポットとなる。

 御殿場プレミアム・アウトレットは敷地面積約42万平方メートルの国内最大級のアウトレットモールで、日本初のプレミアム・アウトレットとして2000年に開業した。2003年と2008年の2回、施設を増床しているが、富士山観光の訪日外国人が増えていることなどを考慮して3度目の増床に踏み切った。(記事:高田泰・記事一覧を見る

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