恵和は高値更新の展開、19年12月期大幅増益予想

2020年1月6日 11:12

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 恵和<4251>(東マ)は光学シート事業と機能製品事業を展開している。19年12月期大幅増益予想である。収益拡大を期待したい。株価は急伸して高値更新の展開だ。IPO後の落ち着きどころを探る段階だが、自律調整を交えながら上値を試す可能性がありそうだ。

■光学シート事業と機能製品事業を展開

 19年10月東証2部に新規上場した。液晶ディスプレイのバックライトユニットに使用される光拡散シートや高機能光学フィルムなどの光学シート事業、特定の機能(防湿性・耐熱性・耐久性)を付加した産業用包装資材や建設・農業用の産業資材などの機能製品事業を展開している。

■19年12月期大幅増益予想

 19年12月期連結業績予想は、売上高が18年12月期比3.4%減の152億09百万円、営業利益が20.7%増の9億10百万円、経常利益が14.5%増の8億49百万円、純利益が28.3%増の5億79百万円としている。産業資材が低調だが、高付加価値の光拡散シートが好調に推移して大幅増益予想としている。

 第3四半期累計は売上高が114億41百万円、営業利益が8億07百万円で、進捗率は売上高75.2%、営業利益88.7%と順調だった。通期ベースでも収益拡大を期待したい。

■株価は高値更新の展開

 株価は急伸して高値更新の展開だ。IPO後の落ち着きどころを探る段階だが、自律調整を交えながら上値を試す可能性がありそうだ。12月30日の終値は2040円、時価総額は約157億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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