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記事提供元:フィスコ
*15:41JST 日経VI概況:上昇、重要イベント前に市場心理は上向かず
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は12月9日、先週末比+0.38pt(上昇率2.48%)の15.70ptと上昇した。なお、高値は15.80pt、安値15.21pt。前週末の米国市場では、11月の雇用統計が市場予想を上回る良好な内容であったことから、米景気に対する後退懸念が和らぎ、主要3指数は大幅上昇した。ただ、為替が前週末時点と比べて円安・ドル高に振れていなかったことや今月15日に控える対中関税の行方を見極めたいなどの背景もあり、225先物はこう着感の強い値動きとなった。また、上述した背景から、下値不安に備えたいとの思惑もあってか、プットの買いの動きが続いた。これに伴い、日経VIは上昇し、その後高値圏でもみ合いとなった。
【日経平均VIとは】日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。《YN》
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