後場の日経平均は282円安でスタート、ファーストリテやアステラス製薬などが下落

2019年12月4日 13:01

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記事提供元:フィスコ


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;23097.81;-282.00TOPIX;1698.62;-8.11

[後場寄り付き概況]

 後場の日経平均は前日比282.00円安の23097.81円と前引けから下げ幅を小幅に縮小して取引を開始した。午前の日経平均は大幅続落。アジア株も軟調に推移。ランチタイム中の225先物は23070-23110円のレンジで推移し、円相場は1ドル108円50銭台で推移。午前の取引で大きく売り込む流れとならなかったことから、午後の日経平均は下げ幅を小幅に縮めてスタートした。その後はこう着感の強い展開となっている。円高基調や前日の米SOX指数の大幅下落を受けて半導体を中心に電子部品セクターの軟調さが目立つ全体相場となっている。

 業種別では、証券・商品先物取引業、非鉄金属、海運業、医薬品、石油・石炭製品、機械、鉱業、化学、電気機器などがマイナスで推移。一方、電気・ガス業、不動産業、建設業などがプラスで推移。33業種中28業種がマイナスで推移している。売買代金上位では、ファーストリテ<9983>の下落が目立つほか、太陽誘電<6976>、アステラス製薬<4503>、資生堂<4911>、野村<8604>、村田製作所<6981>、SUMCO<3436>、昭和電工<4004>などがマイナスで推移。一方、内田洋行<8057>の上昇が目立つほか、富士通<6702>、トヨタ自<7203>などがプラスで推移している。《HH》

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