モジ、夜間も綺麗に映すデジタルミラー型ドラレコ「ミラーカム」発売

2019年12月3日 21:19

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「ネオトーキョー ミラーカム」。(画像:モジの発表資料より)

「ネオトーキョー ミラーカム」。(画像:モジの発表資料より)[写真拡大]

  • 夜間の映像(画像:モジの発表資料より)

 新車でもデジタルミラーを装着する車種が出てきたが、その理由は、室内ミラーと違い死角がなく、後部座席の人影や荷物にも邪魔されずに後ろが良く見えることが、安全運転につながるためだ。当然アフターパーツでもデジタルミラー(もしくは、デジタルミラー型ドライブレコーダー)は販売されているが、価格に性能が左右される。今回新発売された「ネオトーキョーミラーカム」(型番: MRC-2020)は、国産で前後の映像は非常にクリアに見え、そして録画もできる。

 デジタルミラー型ドライブレコーダーは、すでに多くの中国製が販売されているが、価格は安いものの、夜間の映像がヘッドライトで潰れてしまいナンバープレートの判別など全くできない製品も多い。しかし、国産の高機能モデルとなると、高額となりなかなか手が出しにくいのが現状である。

 そこにモジのブランド「ネオトーキョー」から、「ミラーカム」が発売された。モジは、2006年の創業以来、海外向けオンラインストアを展開してきた。2017年からは家電機器の製造販売を手掛る国産メーカーとして、カー用品ではヘッドアップディスプレイを販売している。

 今回、新たに発売された「ミラーカム」は、前後ともフルHD(1920x1080)のソニー製カメラを採用し、前も後ろもクリアな撮影が可能。しかも前後共にソニーIMX307センサーを使用しており、暗闇においては、肉眼では見にくい場所もはっきりと映し出す。

 ミラーカムは、GPS装置を内蔵し、速度や走行距離も自動で記録する。専用のアプリを使えばGoogle map上に表示が可能なため、事故などにおいて詳しい証拠として使用できるドライブレコーダーでもある。

 安価な製品でもソニー製のカメラを使用していることは多いが、高価なソニー製カメラは、リアには採用されないことがほとんどだ。そのため、リアの映像はフロントに比べると暗かったり画像が粗かったりするのが普通だが、ネオトーキョー製ならそんな心配は無用だ。

 リアカメラはIP67カメラを使用することで、粉塵や水中への浸漬でも有害な影響を受けなくし、車外に取り付けることも可能。もちろん車内へ取り付けても問題はない。

 取り付けは、室内ミラーに被せて電源はシガーソケットからとるだけと簡単だ。リアカメラも取り付けるだけであれば、付属の両面テープでリアに取り付けられるため、購入してすぐに使用することも可能。もちろん、配線をすっきり綺麗に行いたい場合は、内張を外す作業があるため専門業者に依頼すればよいだろう。

 後方の視認性向上に加え、前後の鮮明な画像を記録するデジタルミラー型ドライブレコーダー「ネオトーキョーミラーカム」は、GREEN FUNDINGにて予約を受け付けているが、すでに限定700個となる1万9,800円(税/送料込み)での販売は、残り僅かとなっている。(記事:小泉嘉史・記事一覧を見る

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