大阪ミナミの地下街「クリスタ長堀」、12月6日に食の新ゾーン登場

2019年11月14日 08:31

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クリスタ長堀の「クラペロ」のオープンイメージ(クリスタ長堀発表資料より)

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 単体の地下街商業面積が国内最大となる大阪市中央区南船場のクリスタ長堀に12月6日、新しい食のゾーン「クラペロ」がオープンする。運営会社のクリスタ長堀が12日明らかにしたもので、内装も江戸時代の蔵をイメージして一新、大阪ミナミで急増している訪日外国人観光客の需要にも応える。

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 クラペロがオープンするのは、通路が南北2つに分岐しているバリエタウンの北側部分。クラペロの名前は「蔵」とフランス語で食前酒を意味する「アペロ」をつないだ造語で、江戸時代にこの辺りを通っていた水路の両側に蔵が立ち並んでいたことからイメージした。内装は家紋をイメージするセラミックタイルと提灯のような丸い突き出しサインを施し、かつての蔵を思わせるようにする。

 出店する店舗は仕事帰りのサラリーマンや買い物帰りの主婦、観光客らがちょい飲みを楽しめるよう、立ち食いずしの「ぶら寿」、天ぷらの「天寅」、親子丼と焼き鳥の「カッシーワ」、肉バルの「肉ガレージ」など10店舗を集める。

 クリスタ長堀は大阪市中心部を東西に走る長堀通の四つ橋筋から堺筋まで約800メートルにわたる地下街。延べ床面積は約8万2,000平方メートルで、うち商業面積が約9,000平方メートル。入居するテナント数は100店を超す。

 大阪市営地下鉄(当時)の長堀鶴見緑地線開業に合わせて、大阪市の第3セクター・大阪長堀開発が1997年にオープンさせたが、売り上げが伸びずに2004年に経営破綻し、長く大阪市の無謀な開発行政の負の遺産として批判を浴びていた。

 大阪地裁での特定調停のあと、現在は民間の手で順調に経営されているが、訪日外国人観光客の急増でごった返す心斎橋筋周辺以外は、人通りが多いといえず、新たな目玉として食の新ゾーンを設けることにした。(記事:高田泰・記事一覧を見る

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