今日の為替市場ポイント:英国の政治不安後退などで円買い抑制も

2019年11月12日 08:52

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記事提供元:フィスコ


*08:52JST 今日の為替市場ポイント:英国の政治不安後退などで円買い抑制も
11日のドル・円相場は、東京市場では109円26銭から108円92銭まで下落。欧米市場でドルは108円90銭まで売られた後に、109円11銭まで反発し、109円06銭で取引を終えた。

本日12日のドル・円は109円を挟んだ水準で推移する見込み。英国の政治不安後退などを意識して、リスク回避の円買いは抑制される可能性がある。

報道によると、欧州連合(EU)からの離脱を訴える英ブレグジット党のファラージ党首は11日、12月に行なわれる総選挙で、与党保守党が前回の選挙で勝利した選挙区に対立候補を擁立しないと表明した。市場関係者の間からは「ブレグジット党が保守党の勝利を後押しすることで総選挙での保守党有利は動かない」との声が聞かれている。11日のニューヨーク市場では、英総選挙での与党勝利でEUからの英国の離脱は円滑に行なわれるとの思惑が広がり、ポンド買いが優勢となった。

ただ、11日発表された7-9月期の英国内総生産(GDP)は前年比+1.0%で市場予想をわずかに下回った。また、英中央銀行の2名の金融政策委員は先週開かれた金融政策決定会合(MPC会合)で、経済の減速傾向を理由に利下げを主張しており、与党保守党が総選挙で勝利しても英国の金利見通しが上方修正される可能性は低いとみられる。《CS》

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