ファナック、日東電工、キヤノンなど/本日の注目個別銘柄

2019年10月29日 15:56

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記事提供元:フィスコ


<6954> ファナック 21445 -195反落。前日に上半期決算を発表、営業益は490億円で前年同期比50.2%減、7-9月期は204億円で同53.5%減となった。市場予想を30億円程度下回った。また、通期予想は従来の713億円から691億円に減額。保守的過ぎるとはみられているものの、7-9月期受注高は、FAやロボマシンが中国向けに低迷し、前年同期比16%減、前四半期比10%減と落ち込みが続き、回復感が見えていないことがネガティブ視。

<4185> JSR 2052 +159大幅続伸。前日に上半期決算を発表、営業益は190億円で前年同期比15.2%減、会社計画215億円を下回った。第1四半期に続き7-9月期も2ケタ減益が続いた。合成ゴムやABS樹脂の販売低調、ディスプレイ材料の落ち込みなどが響いた。通期予想も445億円から400億円、前期比7.0%減に下方修正したが、市場想定並みの水準であり、あく抜け感が生じる格好に。半導体材料の底堅い推移なども安心要因に。

<6807> 航空電子 1905 +150急伸。前日に上半期の決算を発表、営業利益は71.7億円で前年同期比23.3%減益、従来予想の77億円を下回り、通期予想は185億円から145億円にまで下方修正している。自動車向けや産機・インフラ向けが下振れるもよう。ただ、業績下方修正は想定線で目先の悪材料出尽くし感につながっている。携帯機器向けコネクタは計画比で上振れ、今後の5G関連需要の取り込みなども期待される状況に。

<9962> ミスミG 2762 +154大幅続伸。前日に上半期の決算を発表、営業利益は117億円で前年同月比26.2%減益、4-6月期の同35.3%減に対して7-9月期は同14.2%減と、減益率はやや縮小した。通期計画は354億円から277億円に、一転しての2ケタ減益へと下方修正しているものの、市場コンセンサスに近い水準にとどまり、月次売上低迷などで警戒感も強まっていたなか、悪材料出尽くしへとつながっている。

<2491> Vコマース 1829 +202急騰。前日に第3四半期決算を発表、累計営業利益は34.9億円で前年同期比33.4%増益、7-9月期も2割超の増益ペースが続く形となっている。ヤフーの広告掲載基準変更の影響もなくアフィリエイト広告事業が順調に推移し、ECソリューション事業も順調な拡大を見せている。第4四半期はヤフーショッピングの販促期にも当たるため、利益率の高いSTORE’s R∞の成長率拡大にも期待が高まる方向へ。

<6246> テクノスマート 927 +150ストップ高。前日に発表した業績・配当予想の上方修正がポジティブサプライズに。上半期営業利益は従来予想の12.1億円から24.5億円に、通期では15.8億円から27.5億円に増額、複数の受注による量産効果、原価低減効果の顕在化などが業績上振れの背景に。年間配当金は26円の予想から36円にまで引き上げている。第1四半期の進捗率は高かったが、修正幅の大きさがインパクトにつながる形となっている。

<6988> 日東電 6116 +372急伸。前日に上半期決算を発表、営業益は411億円で前年同期比20.0%減、4-6月期の同43.9%減に対して、7-9月期は同5.6%増と増益に転じた。テレビ以外の偏光フィルムやITOフィルムなどが好調だった。10月23日に、従来予想の280億円から400億円に上方修正したが、同水準も上回る形に。決算数値に大きなサプライズはないものの、オプトロニクスの改善確認など評価する動きも強まったようだ。

<8698> マネックスG 278 +11大幅続伸。前日に第2四半期の決算を発表している。7-9月期の金融費用控除後営業利益は114億円となり、前四半期比4%減でほぼ横ばいとなった。一方、注目度の高いコインチェックによるクリプトアセット事業は2四半期連続で黒字を確保、仮想通貨市場の低迷による影響が懸念されたなかでポジティブに捉えられているようだ。前四半期比で減収となったものの、大幅なコスト削減効果が奏効している。

<7751> キヤノン 2911.0 -23.5続落。前日に第3四半期の決算を発表している。7-9月期営業利益は384億円で前年同期比43.7%減益、市場予想を100億円程度下回る着地となっている。今期に入って3四半期連続で4割超の減益を続ける形に。通期予想は従来予想の2150億円から1880億円に下方修正、今期3度目の下方修正となり、2100億円程度の市場予想も下回っている。業績悪化に歯止めが掛からないことをマイナス視する動きが先行へ。

<6615> UMCエレ 493 -46急反落。中国連結子会社における不適切な会計処理の判明に伴い、これまで過年度決算の訂正作業を進めていたが、前日に訂正方向書を提出している。19年3月期純損益は8.6億円の黒字から24.3億円の赤字となり、期末純資産も266億円から173億円に減少している。また、今第1四半期決算は営業赤字幅が前年同期比拡大となっている。通期業績・配当予想は未定に変更。なお、監理銘柄からは解除となっている。《US》

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