渋野日向子が奇跡の逆転優勝 女子ゴルフ・デサントレディース東海C

2019年9月22日 20:11

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 愛知県・新南愛知CCで行われていたゴルフの国内女子ツアー・デサントレディース東海クラシックは22日、最終日を迎えた。この日、首位と8打差の20位でスタートした渋野日向子が、大逆転優勝を果たした。

 渋野の優勝は全英女子オープン以来で、今季国内ツアーは3勝目となった。渋野は生涯獲得賞金1億円を突破、24試合での達成は畑岡奈紗に次ぐ史上2番目の速さである。

 渋野は4番パー4で7メートルのパットを沈めると、5番6番と3連続バーディで、猛チャージを開始する。9番10番とパットが決まり、12番15番とバーディラッシュを見せるのに対し、上位陣は吹き始めた風の影響もあってかスコアを伸ばせず首位に追い付く。

 16番パー3のティショットはラフに打ち込むも、15ヤードのアプローチショットが直接、カップインするチップインバーディで単独首位に踊り立つ。最終ホールでもバーディチャンスがあったが、これは外すもこの日を8バーディ、ノーボギーの8アンダー、トータル13アンダーでフィニッシュした。

 その後、風雨が強まった影響もあり後続の上位陣のスコアは伸びない。渋野は結局、2位のテレサ・ルー(台湾)、申ジエ(韓国)、上田桃子、濱田茉優、李知姫らと2打差で優勝を決めた。

 全英女子オープン以来、注目を浴び続けた渋野が、国内でもシンデレラぶりを発揮した。

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