コンチネンタルが新タイヤ、不具合はアプリで通知 空気圧も自動調節

2019年9月20日 16:45

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コンチネンタルタイヤのアプリと連動する新タイヤ(画像:Continental AG発表資料より)

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 タイヤの空気圧不足によるパンクやバーストは、自動車トラブルの上位を占めていることがJAFの調べでもわかっており、月1回の空気圧点検を呼び掛けている。しかしタイヤの空気圧点検は意外と面倒なのも事実だ。そんな人にうってつけの新タイヤをコンチネンタルが発表した。

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 タイヤ空気圧は、特に高速道路を走行するときに重要なことは教習所でも勉強しているため、知っていることだろう。しかし、常日頃からタイヤ空気圧に関心を持って走行している人がどれだけいるだろうか。

 タイヤ空気圧が低いと、バーストの危険性はもちろん高まるが、燃費悪化の要因となることも見逃せない。そこで、各自動車に表示されている適正空気圧に合わせて、タイヤに空気を充填することが重要になる。

 タイヤ空気圧を目で見ることができるモニターは、今までアフターパーツとして数多く販売されてきているが、今回コンチネンタルが開発した新タイヤは、タイヤ構造内にセンサーが埋め込まれており、タイヤの残り溝や破損状態、そしてタイヤ温度と空気圧を監視する。

 これらのデータは、「ContiConnect Live」と呼ばれ、専用のアプリでスマートフォンなどに通知されることになる。

 しかし、ここまでであればほかの空気圧モニターと性能に大差がないため、驚くこともない。しかし今回の新タイヤは、遠心ポンプをホイールに取り付けることで、タイヤの空気圧を常に適正に保ちながら走行できる画期的システムとなっている。

 遠心ポンプは、クルマが加速するとポンプが作動し圧縮空気をタンクにためることができる。そして空気を自動調整することになるが、運転状況に合わせた運転手の好みの空気圧調整も可能となる。

 タイヤの空気圧は、クルマから降りて1輪ずつ空気圧を測りながら増減するのが当たり前であったが、この新技術によりタイヤの空気圧調整の考え方が変わることだろう。

 空気入りタイヤが初めて登場したのが1895年で、すでに124年も空気を入れながら走るタイヤが使われている。今回のコンチネンタルの新タイヤの登場で、タイヤのメンテナンス方法にも変革が起こるかもしれない。(記事:小泉嘉史・記事一覧を見る

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