財経新聞、「Amazon Alexa」のスキルに対応した音声ニュースの配信を開始

2019年9月6日 14:27

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Alexaスキル「財経新聞」のイメージ。

Alexaスキル「財経新聞」のイメージ。[写真拡大]

 財経新聞社は、同社が運営するビジネスニュースサイト「財経新聞」にて、「Amazon Alexa」のスキルに対応した音声ニュースの配信を開始した。

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 音声化には、ロボットスタートが提供する「Audiostart(オーディオスタート)」を採用。「財経新聞」が提供する経済やITなどのニュースから主要ニュースを選び、その冒頭部分を音声ニュースとして配信している。

 音声市場は、スマートスピーカーが様々な会社から発売されるなど、拡大傾向にある。日本よりも普及や拡大が進んでいる米国では、ポッドキャストの利用者も急増しており、参入企業も増加。また、近い将来には検索の半数近くが音声で行われると予測する調査結果もあるなど、「音声」コンテンツの重要性は今後も高まることが予測される。

 財経新聞では、利用者の中心層はビジネスパーソンであり、読者からは、限られた時間の中で必要な情報を得たいというニーズもこれまで高かったという。そこで、主要ニュースを音声化することで、読者が場所や時間を選ばず、最新の経済情報を手軽に入手できるようにした。

 「Amazon Alexa」スキルでは、財経新聞のスキルを有効にした後、Amazon EchoなどAlexaが使える端末に対して、「アレクサ、今日のニュースは?」や、「アレクサ、フラッシュニュースを教えて」と話しかけることで、財経新聞のニュースを聞くことができる。

 配信は、「Amazon Alexa」に加えて、Appleが提供している「iTunes」でもポッドキャストとして行っている。今後は、配信先の追加や、音声ニュース用コンテンツの拡充など、利用者の利便性向上を目指すという。

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