豚から人間への心臓移植が3年以内に実現か、今年には腎臓移植が

2019年8月26日 19:05

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記事提供元:スラド

 Anonymous Coward曰く、

 初めて心臓移植が行われてから40年が経過したそうだが、その際に執刀を行ったTerence English氏が、遺伝子操作によって人間向けに「適応」させた豚の心臓を人間に移植する手術が3年以内に実現すると述べたそうだ。

 まずは氏の弟子らによって今年豚の腎臓を人間に移植する手術が行われるという。豚はに人間と臓器の構造が似ていることから、人間向けの新しい治療法を開発する実験モデルとして使用される。遺伝子治療技術を適用した豚の腎臓に人間が適応できることが実証されれば、心臓も同様に適応できる可能性が高い。同氏は成功すれば、数年以内に心臓の移植実験が行われることになるだろうと述べた。

 また、豚の心臓に対し遺伝子治療を行ったところ効果が確認されたという例もあり、これを人間の心臓に応用することも期待されている。英国の科学者を含む国際的な研究者チームは、micro-RNA199と呼ばれる遺伝物質を損傷した心臓に送り込むことで、細胞の再生が行われることを確認した。これにより、心筋梗塞による心臓の損傷を回復できる可能性が高まっている。科学者は心筋梗塞を起こしたに豚にmicro-RNA199を送り込んだところ、1か月後に心機能が「ほぼ完全に回復」したとしている(GuardianThe Sunday TelegraphSlashdot)。

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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

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