フルHDアニメの4Kへのアップスケーリングに特化したアップスケーラ

2019年8月22日 07:12

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記事提供元:スラド

 アニメ向けの高速・高品質なリアルタイムアップスケーリングアルゴリズム実装「Anime4K」がGitHubで公開されている(GIGAZINZE)。ライセンスはMIT License。

 READMEによると、Vega 64 GPUを使用した場合で1080pから2160pへのアップスケールに必要な処理時間は3ミリ秒で、「Waifu2x」や「NGU」といった他のアルゴリズム実装よりも高速に処理できるという。

 DirectX向けのHLSL実装、OpenGL向けのGLSL実装、Javaでの実装などが公開されている。開発の動機として、waifu2xはリアルタイムアプリケーションには遅すぎる、NGUはプロプライエタリである、といったことが記されている。

 なお、Anime4KはフルHD(1080p)から4K(2160p)へのアップスケールに特化しており、480pから720pへのアップスケーリングではほかの手法と比べて良好な結果が得られなかったという。

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