デュアルタップ、傘シェアの「アイカサ」を住宅マンションに導入 国内初

2019年8月19日 21:00

印刷

 不動産投資やマンション販売などを手がけるデュアルタップ(東京都品川区)は19日、同社が展開するマンションシリーズ「XEBEC(ジーベック)」など3棟に、Nature Innovation Group(東京都渋谷区)が提供する傘のシェアリングサービス「アイカサ」を導入すると発表した。住宅マンションへの本格導入は、国内初という。

【こちらも】傘もシェアリングの時代?

 「アイカサ」とは、突発的な雨にも対応できるように、渋谷や上野などにある「アイカサスポット」で傘を借り、使用後は最寄りの傘スポットに返却できるサービス。

 借りたいときは、LINEでアイカサと友だちになり、サイト上で借りられるスポットや本数をチェック。そのスポットに行き、傘のQRコードを読み取ると、利用スタートとなる。利用料金は1日あたり70円となり、何回借りても金額は同じ。月額上限も設定されている(420円)。

 アイカサスポットは、2018年12月にサービスをスタートして以来、2019年7月現在で渋谷や上野など東京都内や福岡市内を中心に全国で300カ所に設置。ユーザーは約4万人となっている。

 デュアルタップは、自社ブランドのマンション「ジーベック上野」「ジーベック巣鴨」「デュアルタップ大崎」に2019年8月より「アイカサ」を導入する。これまで「アイカサスポット」は商業施設での導入はあったが、住宅マンションへ導入するのは、今回が初めてという。デュアルタップは、アイカササービスの導入で物件の付加価値を高めるほか、快適なマンションライフを提供したいとしている。

関連記事