【株式評論家の視点】コーア商事HDは『マキサカルシトール静注透析用』が業績に貢献、今期増収増益を確保する見通し

2019年8月14日 07:01

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 コーア商事ホールディングス<9273>(東2)は、2018年6月21日に東京証券取引所市場第二部に上場した。同社グループは「ジェネリックのベストパートナー」を経営理念として掲げ、顧客にとって付加価値の高い、高品質で安価な輸入原薬を提供することに主眼をおいて、医薬品原料である原薬の輸入販売を行うとともに、注射剤を中心とした医薬品製剤の開発・製造・販売を行い、原薬の調達から製剤までの一貫した製造が可能な体制のもと、国内外の医薬品メーカーと幅広く取引を実施している。

 また、自社開発品や他の医薬品メーカーとの共同開発品の製造・販売並びに国内大手メーカー等からの製造受託を通じて、ジェネリック医薬品を中心に医薬品業界における多様なニーズに対応できる事業展開を行っている。

 8月8日大引け後に6月期本決算を発表。前2019年6月期業績実績は、売上高152億0600万円(前の期比2.6%増)、営業利益12億1000万円(同5.0%減)、経常利益12億7600万円(同0.2%増)、純利益6億5300万円(同11.1%減)に着地。原薬販売事業では、高脂血症用剤原薬の薬価改定による単価下落や在庫調整による需要減があったものの、抗悪性腫瘍薬用原薬や抗生物質製剤用原薬の需要が増加。医薬品製造販売事業では、前期より製造を開始した『マキサカルシトール静注透析用』が2018年11月以降に増産体制を整え通期で販売が寄与、同年8月に上市した『炭酸ランタンOD錠』の販売が寄与し、全体の売上高は増加したが、『炭酸ランタンOD錠』 に関しては修正計画を下回ったことや、当初の計画以上に生産コストが発生したこと等が響き、小幅の営業減益となった。

 今20年6月期業績予想は、売上高150億円(前期比1.4%減)、営業利益13億円(同7.4%増)、経常利益13億1000万円(同2.6%増)、純利益8億5000万円(同30.0%増)を見込む。原薬販売事業では、薬価改定や競合他社の参入により競争激化が見込まれているが、医薬品製造販売事業では、蔵王工場において既に増産体制を整えた『マキサカルシトール静注透析用』が一年を通し業績に貢献するほか、昨年から販売を開始した『炭酸ランタンOD錠』の生産効率化を図り、増収増益を確保する見通し。年間配当予想は、期末一括24円継続を予定。また、19年5月10日大引け後に株主優待制度を導入すると発表済みで、毎年6月末日現在の同社の株主名簿に記載または記 録された、100株以上保有する株主にQUOカード 1,000円分、100株以上かつ1年以上継続保有する株主にQUOカード 2,000円分の贈呈を予定している。※1年以上継続保有とは、6月末日および12月末日の同社株主名簿に、同一株主番号で連続3回(6月末日が2回および12月末日が1回)以上記載または記録された株主。

 株価は、昨年8月30日高値1930円から本年3月27日に上場来安値703円と調整。5月22日高値916円と買われた後、900円どころを上値にしたモミ合いを下放れ、8月6日安値730円と売り直されて底値確認から同9日高値861円と上昇している。今期予想PER9倍台・PBR0.59倍と割安感があり、配当利回り3%と利回り妙味もソコソコある800円どころは、中長期的な視点で、買いを考えるところだろう。(株式評論家・信濃川)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

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