ローソン、配送後のトラック活用し廃棄食品回収の実証実験 1日から都内店舗で

2019年8月1日 19:41

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ローソンの食品リサイクルのイメージ(ローソン発表資料より)

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 ローソンは商品を配送したあとのトラックを活用して、廃棄する食品を回収する実証実験を始める。食品リサイクルの向上と、利用するトラックを減らすことでドライバー不足対策や二酸化炭素排出量の削減に貢献するのが狙いで、1日より東京都内の3店舗でスタートし、2020年度に関東地方の400店舗に拡大する計画。

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 実証実験に参加する店舗は、東京都千代田区丸の内の丸の内パークビル店、中央区晴海の晴海トリトンスクエア店、江東区南砂の南砂二丁目店。実証実験では、店舗へ商品を配送したトラックが廃棄食品を千葉県市川市にある三菱食品の物流センターまで持ち帰ったあと、収集運搬会社がリサイクル工場に廃棄食品を搬送し、家畜の飼料に加工する。飼料は日本農産工業を通じ、畜産農家へ提供される。

 ローソンではこれまで、収集運搬会社が各店舗を回って廃棄食品を回収し、リサイクル工場に配送していた。商品配送後のトラック戻り便を活用することで、収集運搬会社のトラックが各店舗を回らずに済むため、トラック運行台数の削減が可能になり、ドライバー不足に対応できるとともに、二酸化炭素排出量の削減も期待できる。

 まだ食べることができるのに廃棄されているいわゆる「食品ロス」は、国連食糧農業機関の推計では全世界で約13億トン、日本国内では環境省の推計により643万トンが年間に発生している。

 ローソンの店舗でも年間に約4.4万トンの食品ロスが発生しているため、同社は2006年から収集運搬会社が各店舗を回って食品ロスを回収し、ブタやニワトリのえさに加工する取り組みを進めている。2018年2月現在で全国約2,800店がこの取り組みに参加しているという。

 コンビニエンスストアの食品ロス対策では、ポプラが、消費期限や賞味期限が近くなった一部商品を半額に値下げしてスマートフォンアプリで売り込んでいるほか、セブン-イレブンも今秋から消費期限が迫った商品の購入にポイント還元する方針を明らかにしている。(記事:高田泰・記事一覧を見る

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