ルネサスエレクトロニクスが戻り高値に進む、半導体株高に乗り浮動株比率の思惑も

2019年7月24日 11:04

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

■TOPIX銘柄の浮動株比率の定期見直しにより7月末に買いインパクトの観測

 ルネサスエレクトロニクス<6723>(東1)は7月24日、再び上値を追って始まり、10時過ぎに9%高の656円(54円高)まで上げて約1週間ぶりに戻り高値を更新した。米国時間の22日、米ゴールドマンサックスが半導体関連株への評価を引き上げたとされ、ここ半導体関連株が軒並み値動きを強めている中で、同社株には、東証による浮動株比率の見直し効果への期待もあるようだ。

 東証が7月5日発表したTOPIX(東証株価指数、東証1部上場全銘柄で算出)構成銘柄の浮動株比率の定期見直しは7月31日に適用され、ルネサスエレクトロニクスには一日平均売買代金の8.8倍の買いインパクトが発生するとの大手証券の予想が言われている。SMBC日興証券は19日付で目標株価を570円から640円に引き上げたと伝えられた。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
ヒーハイスト精工は調整一巡して反発期待、19年3月期2Q累計減益だが進捗率順調(2018/11/15)
プロレド・パートナーズは、18年10月期大幅増益で成長続く、7000円割れを下値に上値試す(2018/11/01)
ラ・アトレは出直り期待、18年12月期利益・配当予想を上方修正(2018/11/15)
リーガル不動産は総合不動産開発企業として業容拡大、下値に買い入る(2018/10/31)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事