“遺跡”と“廃墟”を舞台にしたチームラボのデジタルアート展、佐賀・御船山楽園で

2019年7月15日 09:22

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記事提供元:ファッションプレス

 アート集団・チームラボによるデジタルアートの展覧会「チームラボ かみさまがすまう森 - earth music&ecology」が、佐賀県武雄市の御船山楽園で開催。会期は2019年7月12日(金)から11月4日(月)まで。

■遺跡と廃墟が点在する御船山楽園を舞台に

 チームラボが毎年開催する「チームラボ かみさまがすまう森 - earth music&ecology」が2019年も開催。昨年まで夜間のみだった開催時間を昼間からに拡大し、50万平米にも及ぶ敷地に新作含む22の作品群を展示する。

■廃墟の湯屋にあるメガリス

 昼から夜にかけて見られる作品の中でも注目が『廃墟の湯屋にあるメガリス / Megaliths in the Bath House Ruins 』。廃墟と化した湯屋の中には、立方体のオブジェが群立。オブジェの表面にはコンピュータプログラムによるグラフィックがリアルタイムで描き続けられ、その場にいる人々を感知しながら瞬間ごとに異なる表情を呈する。

■森の中の、呼応するランプの森とスパイラル - ワンストローク、夏の森

 『森の中の、呼応するランプの森とスパイラル - ワンストローク、夏の森 / Forest and Spiral of Resonating Lamps in the Forest - One Stroke, Summer Forest』も、昼夜問わず鑑賞できる展示作品の一つ。鏡張りの部屋の中に無数に吊るされたランプが、人々の存在に合わせて色を変え、幻想的な空間を作り上げる。

■小舟と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング

 夜のみの展示となる『小舟と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング / Drawing on the Water Surface Created by the Dance of Koi and Boats - Mifuneyama Rakuen Pond』は、水面に美しく泳ぐ鯉、それに呼応する光の線を描く。水面はまるでキャンバスのように、自由に泳ぐ鯉たちの辿った線によって彩られていく。

■かみさまの御前なる岩に憑依する滝

 夜の展示では、自然の岩を使ったデジタルアートが複数登場する。『かみさまの御前なる岩に憑依する滝 / Universe of Water Particles on a Sacred Rock』は、空から岩に白糸の滝が降りてくるような、非現実的で神秘的な光景を再現した。

【詳細】
チームラボ かみさまがすまう森 - earth music&ecology
開催期間:2019年7月12日(金)~11月4日(月)
開催時間:11:30~22:30(最終入場22:00)
会場:御船山楽園
住所:佐賀県武雄市武雄町大字武雄4100

<チケット情報>
・通常チケット
価格:大人 平日 1,200円/土日祝日および特定日 1,400円、中高生 全日 800円、小学生 全日 600円、未就学児 無料
・昼限定チケット
価格:平日 大人 500円/中高生 400円/小学生 300円、土日祝および特定日 大人 700円/中高生 600円/小学生 500円
※特定日は8月13日(火)・14日(水)・15日(水)・16日(木)
※未就学児無料。
※チケットは御船山楽園およびローソンチケットで販売。

<スケジュール>
・夜のみの展示作品
7月12日(金)~9月12日(木) 18:30頃から、9月13日(金)~10月11日(金) 17:30頃から、10月12日(土)~11月4日(月) 16:30頃から
・昼限定チケット観覧時間
7月12日(金)~9月12日(木) 11:30~18:00、9月13日(金)~10月11日(金) 11:30~17:00、10月12日(土)~11月4日(月) 11:30~16:00
※最終入場は終了30分前まで。

【問い合わせ先】
御船山楽園
TEL:0954-23-3131

※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

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