和民、全店でストローをプラスチックから竹素材に

2019年6月24日 18:24

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和民などに導入される竹素材を使ったストロー(写真:和民の発表資料より)

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 居酒屋などの外食チェーン店を国内外で展開するワタミ(東京都大田区)は24日、居酒屋チェーンの「和民」「坐・和民」全店でプラスチックストローを廃止し、竹の繊維を主原料とした「竹ストロー」の提供を開始すると発表した。廃棄されても半年から3年で自然に分解され、生き物が誤飲しても食物として消化されることから、環境に悪影響を及ぼすことはほとんどないという。6月27日から提供する。

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 竹ストローの原材料は、竹の食物繊維のほか、植物由来の天然樹脂、でんぷん、水。いずれも食べても問題のない素材のため、廃棄されたものを動物が食べても、えさと同じように消化されるため、有害物質が体内に蓄積されることはない。また土壌でも海洋でも、半年から3年の間で自然に分解されるという。

 廃棄する際も、ダイオキシンなど有害物質が発生する恐れがないため可燃ゴミとして処理できる。むしろ、燃焼カロリーが3800キロカロリーと高いため、燃料としての利用も検討されているという。

 「和民」と「坐・和民」は合わせて全国に61店舗あり、27日から全店でプラスチックストローを廃止、すべて竹ストローに切り替える。基本的に、飲み物にストローはつけず、客にストローを求められたときだけ竹ストローを提供する。

 自然分解されないプラスチックストローは、海洋汚染の1つとして世界的に問題になっており、海の生物が誤飲することで生態系を破壊する可能性があると指摘されている。このため、世界的にプラスチックストローの使用を中止する飲食店が増えている。

 一方、日本国内では放置された竹林の管理が問題となりつつある。竹は繁殖力が強く、他の樹木を駆逐して生態系を変えてしまうほか、根が浅いため、地滑りの原因にもなる。またヤブ蚊の大量発生の原因にもなるとされる。

 そこで、この2つの課題を解決する策の1つとして、同社は竹ストローを導入することにした。原材料となる竹は間伐された天然のものだけを使っているという。

 同社では今後、他の外食ブランドチェーン店でも順次、竹ストローを導入していく。

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