メタウォーターは上値試す、20年3月期増収増益予想

2019年6月20日 09:05

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 メタウォーター<9551>(東1)は、プラントエンジニアリング事業とサービスソリューション事業を展開している。需要が堅調に推移して20年3月期増収増益予想である。株価は5月の高値から一旦反落したが、自律調整一巡して上値を試す展開を期待したい。

■プラントエンジニアリング事業とサービスソリューション事業を展開

 日本ガイシ<5333>と富士電機<6504>の水環境事業を統合して発足し、浄水・下水・汚泥処理および燃料化プロセスに使用する機械設備設計・建設などのプラントエンジニアリング(PE)事業、浄水場・下水処理場・ごみ処理施設・リサイクル施設保守・運営などのサービスソリューション(SS)事業を展開している。なお収益は第4四半期偏重の特性がある。

■20年3月期増収増益予想

 20年3月期の連結業績予想は、売上高が19年3月期比6.5%増の1250億円、営業利益が5.2%増の80億円、経常利益が4.9%増の80億円、純利益が6.4%増の55億円としている。一部の大型低粗利案件の影響があるが、需要が堅調に推移して増収増益予想である。収益拡大を期待したい。

■株価は上値試す

 株価は5月の高値3495円から一旦反落したが、自律調整一巡して上値を試す展開を期待したい。6月19日の終値は3335円、今期予想連結PERは約16倍、時価総額は約865億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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