ベントレー、6L・12気筒の新型グランドツーリングセダン「フライングスパー」発表

2019年6月13日 09:31

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記事提供元:エコノミックニュース

第3世代に移行する「ベントレー・フライングスパー・グランドツーリング・セダン」、今秋受注開始、来年納車を予定する

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 今年、創業100周年を迎える英国高級グランドツーリング・カー・メーカーであるベントレー・モーターズが、第3世代の新しいフライングスパー・グランドツーリング・セダンを発表した。

 新型のエクステリアの造形は、彫りの深いモダンなデザインで、優雅で逞しいベントレーらしいプロポーション。新設計で迫力満点の22インチホイールからは、秘めるパワーが伝わってくるというもの。ボンネットの先端には、新たにフライングスパーを象徴する「フライングB」マスコットが飾られ、特別感を演出する。ドライバーが車両に近づくと、キーレスエントリー連動のウェルカムライトが点滅、マスコットが自動でせり上がる、なかなか洒落た演出が……。

 新型のボディサイズは全長5316mm×全幅1978mm×全高1484mm、ホイールベースは先代比で130mm長い3194mm。堂々たる体躯である。

 新型は、アルミ複合材による新設計のシャシーと48Vシステムの採用、ベントレー初となるエレクトロニックオールホイールステアリング(四輪操舵システム)、アクティブAWD、ダイナミックライドを組み合わせる。

 搭載するパワーユニットは、新設計TSI・6リッターW型12気筒ツインターボエンジンの最強バージョンで、最高出力635ps、最大トルク900Nmを発揮。ZF製8速デュアルクラッチトランスミッションを組み合わせて0-100km/h加速3.8秒、最高速度333km/hという圧倒的な運動性能を発揮する。

 巡航速度域での安定性と市街地走行での敏捷性の両方を強化する目的で初採用となった四輪操舵システムは、高速走行中は電子制御システムによって前輪と後輪を同方向(同位相)に操縦して、追い越しや車線変更時の安定性を向上させ、街乗りなどの低速走行時は、システムにより後輪は前輪と逆位相に操舵し、取り回し性の向上に寄与する。

 先代同様に新型も最適なトラクションを得られるアクティブ全輪駆動(AWD)を搭載。前後トルク配分は選択したドライブダイナミクスモードに応じて変化する。COMFORTモードとBENTLEYモードでは、フロントアクスルに最大で480Nmのトルクが伝達され、優れたトラクションで安定した走行をもたらし、SPORTモードでは、フロントアクスルへのトルク配分が280Nmに制限され、リアに十分なトルクが伝達されるため、ダイナミックな走行が可能となる。加えて、道路状況に応じて後輪のみ駆動する機能も備わり、クラシックなスポーツセダンのハンドリング特性を得ることも可能だ。

 サスペンションにも新しいメカが搭載される。ベントレーダイナミックライドと呼ぶシステムは、必要に応じてサスペンションの硬さを変化させて、乗ボディロールを最小限に抑える機能で、コーナリング性能を引き上げる。

 世界を代表する高級自動車メーカー、ベントレーが作り上げた世界最高の高級グランドツーリング・セダン「新型フライングスパー」は、この秋から受注を開始し2020年初頭の納車を予定している。(編集担当:吉田恒)

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