新興市場銘柄ダイジェスト:キタックやビープラッツがストップ高

2019年5月27日 15:24

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記事提供元:フィスコ


*15:24JST 新興市場銘柄ダイジェスト:キタックやビープラッツがストップ高
<4707> キタック 413 +80
ストップ高比例配分。19年10月期第2四半期累計の営業利益を従来予想の2.58億円から4.12億円(前年同期実績2.65億円)に上方修正している。前期からの繰越業務が約18.9億円あったことに加え、業務の進捗率が想定を上回った。また、原価低減も利益を押し上げる見込み。通期予想(前期比1.0%減の2.27億円)は据え置いたが、下期の受注動向などを精査し、修正が必要になれば速やかに開示するとしている。


<4381> ビープラッツ 4050 +700
ストップ高。光通信<9435>と合弁会社サブスコアを設立することで合意したと発表している。出資比率はビープラッツ51%、光通信49%で、事業開始日は6月3日。カスタマーサクセス(顧客が体験する価値)にフォーカスした新規サービスを立ち上げるため、両社の知見やノウハウを活用しながら事業拡大を図ることが目的。


<2667> イメージワン 587 +19
大幅に4日続伸。再生医療関連事業に参入し、医療コンサルティングのRMDCと業務提携契約を締結すると発表。細胞培養事業と化粧品原料事業を行う。RMDC代表取締役の宮川広之氏は再生医療関連事業に携わってきたという。また、RYUKYU ISGと独占販売権を持つ販売代理店契約を締結し、核医学検査の「医療被ばく線量」と医療画像の「画質」を最適化する医療被ばく線量管理システム「onti」の販売を開始する。


<7612> Nuts 150 -4
4日ぶり反落。第三者割当で第6回新株予約権18万6000個(潜在株式数は1860万株)を発行すると発表している。調達資金の22.71億円(差引手取概算額)は医療施設として使用する物件の内装工事などに充当する。24日現在の発行済株式総数7461万8220株に対する潜在株式数は24.9%で、将来の株式価値が希薄化するとの懸念から売り優勢となった。


<4591> リボミック 643 0
もみ合い。大塚製薬への導出品(RBM-001)に関する特許出願とその研究成果の取扱いに関し、覚書を締結したと発表。リボミック<4591>は、共同研究契約の下で発明した「骨形成や骨代謝の異常に関連する疾患の治療薬」を特許出願。事業化後は大塚製薬へロイヤリティを支払う。今回、軟骨無形成症(RBM-007)とともに新たな骨系統疾患治療候補薬がリボミックのパイプラインに加わる。


<2751> テンポスHD 2277 +60
大幅に反発。連結子会社のあさくまが東証からジャスダックへの新規上場を承認されたと発表している。上場予定日は6月27日。あさくまはレストラン営業に関する業務やレストランの経営指導などを手掛けている。テンポスHDはあさくま株を57.35%保有しており、新規株式公開(IPO)で上場益を得られるとの期待から買いが膨らんだ。《DM》

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