ヤマト運輸、荷物追跡アプリ「ウケトル」に対して注意喚起

2019年5月9日 22:11

印刷

記事提供元:スラド

 ヤマト運輸のオンラインサービスのIDとパスワードを登録することで荷物の追跡などを行えるスマートフォン向けアプリ「ウケトル」に対し、ヤマト運輸が「正式に提携したサービスではない」として、注意喚起を行っている(ハフィントンポスト)。

 このアプリは利用者が入力したヤマト運輸オンラインサービスのID/パスワードを使ってヤマト運輸のサービスにログインして情報を取得し表示する仕組みとのことだが、ヤマト運輸はこれについてパスワード等を第三者が利用することを禁じた「クロネコメンバーズ規約」に違反する可能性があるとし、またヤマト運輸側ではこれらのID/パスワードが適切に管理できているか確認できないとし、これら情報の周出や第三者による不正利用のおそれもあるとしている。

 いっぽうでアプリ「ウケトル」側はTwitterで入力されたID/パスワードについて「皆様のスマホにのみ保存されており、一切ウケトルでは保有しておりません」としている。

 スラドのコメントを読む | セキュリティセクション | セキュリティ | プライバシ

 関連ストーリー:
IT従事者でも多くがパスワードの使い回しや同僚との共有を行なっている 2019年03月13日
金融庁が家計簿アプリ事業などを登録制にする方針を示す 2016年12月12日
家計簿アプリにネットバンキングのパスワードを含むアカウント情報を登録することの是非 2015年07月02日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事