AI Academy、「量子コンピューター」の基礎をPython使い無料で学ぶコース

2019年5月4日 10:58

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画面イメージ(画像:サイバーブレインの発表資料より)

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 サイバーブレイン(東京都新宿区)は1日、同社が運営するAIプログラミング学習サービス「AI Academy」に、新コース「量子コンピューター入門編」を開設したと発表した。汎用プログラミング言語「Python」を使用し量子コンピューターの基礎的な理論を、無料で学ぶことができる。

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 量子コンピューターは量子力学を応用したコンピューターのことで、スーパーコンピューターをしのぐ能力がある。「0」と「1」以外に「0と1」という値をとることができ、より多くの情報を表せ、複雑な計算が可能となるため膨大な情報も瞬時に処理できる。スーパーコンピューターでも数年かかる計算を数時間でこなすともいわれている。2011年に世界で初めて商用量子コンピューターが発売されており、AIや機械学習、ディープラーニングの分野での利用が期待されている。

 次世代コンピューターとして注目される量子コンピューターだが、いまだ研究段階にある。この量子コンピューターの基礎を学べるのがAI Academyの量子コンピューター入門編だ。

 AI Academyは、PythonやAIをオンラインで学べるプログラミング学習サービスとなり、目的別コースと科目別コースがある。実践的なコンテンツにより作りながらスキルを身に付けることができ、自分で作ったコンテンツを「AI Academy Market」を通じて販売することも可能という。Pythonや機械学習、ディープラーニング、画像処理、自然言語処理など豊富なコンテンツが用意され、そのうち約120のコンテンツは無料で提供されている。

 今回開設されるコースは、量子コンピューターのアプリケーション、ミドルウェア、ハードウェアを開発するMDR(東京都文京区)の協力により作られている。同社が提供する量子コンピューター向け開発キット「Blueqat」を使い、AIや機械学習の分野で多く使用されているプログラミング言語Pythonを使用しながら学習していく。

 サイバーブレインでは、今回開設した入門編以外にも「中級編」やより実践的なコンテンツをMDRと共同で開発していきたいとしている。(記事:Kei_T・記事一覧を見る

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