社内の情報を1つに集約する「Qast」正式版公開 属人化情報を検索可能に

2019年4月17日 13:05

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「Qast」のイメージ(anyの発表資料より)

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  • 正式版で追加されたフォルダ機能(anyの発表資料より)

 any(東京都渋谷区)は、社内の情報共有ツール「Qast(キャスト)」の正式版を4月16日にリリースしたと発表した。β版は2018年7月にリリースされており、既に200社以上の導入実績があると言う。リリース当初はIT業界を中心に利用されていたが、現在では会計事務所、物流現場、教育機関等でも利用されるなど、幅広い業態で導入されている。

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 Qastを一言で表すならば、「社内の知恵袋」という表現がぴったりだ。Q&A形式、wiki形式で社内のナレッジを一箇所に蓄積できる。属人化しがちな情報を集約し、検索可能な状態で社員に公開することは有益であり、どのような会社にも存在する、よくある課題を解決する手助けになるだろう。

 例えば新入社員が入社すると、事あるごとに同じ質問が発生することとなり、日常業務をこなしながら対応する回答者には、大きな負担が発生する。しかしQastを導入し、一定以上のナレッジが蓄積されていれば、新入社員はわからないことを自分で検索することができる。

 また業務にチャットツールを使用している場合にもQastは有効だ。スピーディーな対応を可能にするチャットツールを導入している企業は増加したが、会話の流れが速過ぎて確認したい情報が流れてしまうことも多い。こうした場合もQastにプロジェクトごとの要点をまとめておけば問題は解決する。そのほか社員間の知識やノウハウの格差を埋めたり、業務マニュアルのタイムリーな更新と配布といった利用も可能だろう。

 Qast独自の機能としては、Slackとのシームレスな連携機能や投稿者名を開示せずに質問できるQ&Aの機能、投稿数、反応数を元にしたランキングによる貢献度の可視化機能が挙げられる。正式版リリースにあたっては、明確な検索ワードがなくとも受動的に情報を閲覧できるフォルダ機能の追加もあり、機能面は充実させている。

 料金プランはメンバー5人までのスモールプランで月額2,500円、10人までのライトプランは月額5,000円、20人までのススタンダードプランは月額1万円、50人までのミドルプランは月額2万5,000円、100人までのラージプランは月額5万円となっており、101人以上の場合は要問合せとなる。初期費用は不要、30日間の無料トライアル期間が設けられており、年間一括払いの場合は10%割引となる。

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