起業の魅力 起業で成功するための秘訣は?

2019年4月4日 20:25

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●はじめに

 起業は、我々の想いを実現させてくれる素晴らしい手段である。大企業と言われる企業でも、もとを辿れば中小企業からスタートする。起業は、新規雇用を生み出し、イノベーションを創出し、地域経済の活性化にもつながり、未来の日本の経済基盤を支えていくための重要なファクターと言えよう。そこで起業を成功させるための秘訣を。

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●公的機関の起業支援制度の活用は不可欠

 これまで一般的には、起業は「難しくてハードルが高い」と捉えられているようだ。ただ今は、この考え方は薄くなってきている。その理由として、企業に必要な資源は、かなり低い金額で手に入り、リスクも圧倒的に下がっているというのが現状だ。加えて地方自治体を始め、国の政策面からも、起業家の支援体制が驚くほど整っている。その辺をうまく活用していくことも成功する要因となるだろう。

●起業は「ローリスク・ハイリターン」

 現在は、起業家に対する見方が大きく変わり、良くなってきた。つまりひところより、起業しやすい環境になってきているということ。それは物質的なリターンは勿論だが、精神的なリターンが大きくなっている。

 つまり起業は、低いリスクで大きなリターンが見込める「ローリスク・ハイリターン」な活動になっていると言うことだ。

●失敗の原因は 多くの起業家が間違った考えを持つこと

 優秀な実績を持つ人ほど「仕事=経営」と言う考え方をする。「仕事がうまくいったから経営もうまくいく」という感覚を無意識に持つこと。

 しかし仕事をすることと、経営をすることは違う。仕事はあくまで「部分」でしかない。経営は全体である。仕事ができることは、一時的には成功する可能性はある。しかし10年、20年のスパンで見ると、どこかで失敗することになる。つまり経営全体を知ることが不可欠なのだ。

●ファイナンス(資金集め)にベンチャーキャピタルを!

 ベンチャーキャピタル(VC)とは、一般にキャピタルゲインなどを得る目的として、主に未公開の中小企業で、新技術やノウハウを持ち、将来性が期待されるベンチャー企業に対して投資を行う組織を言う。

 この組織が投融資する際、重要となるのが、事業計画と事業計画書だ。事業計画とは、頭の中でイメージしている新事業を具体的に設計したものであり、投資の判断をするためのものが事業計画書である。

●起業は、3つの自由が得られる人生最高のもの

 起業すると「経済的な自由」「行動の自由」「社会的ストレス(人間関係)」を同時に得ることができる。

 起業することは確かに難しいかもしれない。しかし起業に挑戦する人は、優秀な人であり、たとえ実績がなくても、潜在的な力を持った人が多いというデータもある。失敗を恐れず、思い切って進むのも一つの生き方かもしれない。

 最後にマイクロソフトの創業者ビル・ゲイツ氏のサクセスストーリーを。

 「彼は19歳の時、ハーバード大卒の友人と3人で起業、大学の研究室に寝袋で寝泊まりし基幹ソフトを開発、IBMに採用され大金持ちになった。というのが定説ですが、成功したのは大金持ちの、ご両親、親族からの資金援助だった」ということ。

 こうした起業に成功した人の神話が多く出回っているようだが、そういったものに惑わされることなく、多くの基礎知識を学び、起業に取り組むことを切望したい。

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