米Amazon、最低時給のアップとともに労働者の労働時間を減らす

2019年3月15日 14:21

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward曰く、 米Amazon.comは昨年10月、もうけすぎ批判を受けて米国内の従業員の最低賃金を時給15ドルに引き上げると発表した(過去記事)。Amazon傘下の高級スーパーマーケットチェーン「ホールフーズ・マーケット」もその対象だ。だがThe Guardianの報道によると、その代わりに多くの店舗で従業員の労働時間が減らされることになり、その結果従業員の収入の上昇は抑えられているという。

 イリノイ州の店舗で働く労働者によれば、最低賃金が制定されるやいなや、パート従業員の労働時間は週平均30時間から21時間に短縮。フルタイムの従業員も37.5時間から34.5時間に短縮されたという。部門全体の人件費予算は従来のままのため、こうした事態が起きている模様。イリノイ州と同様にメリーランド州でも1週間の労働時間を4時間短縮することを求められた。

 結果として労働時間削減がレジの行列が増えるなどの人員不足につながった。労働時間短縮は、従業員が得たものよりも多くを失ったとする声もあるという。The Guardianは、インタビューした労働者たちは「報復を恐れて語るのを躊躇していた」と伝えている(The GuardianSlashdot)。

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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

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