自宅で酒を熟成 24時間で3年間熟成実現 国産ミズナラ使用したスティック発売

2019年2月26日 17:04

小

中

大

印刷

「MIZUNARA AGING STICKS(ミズナラエイジングスティックス)」(画像: 文陽堂の発表資料より)

「MIZUNARA AGING STICKS(ミズナラエイジングスティックス)」(画像: 文陽堂の発表資料より)[写真拡大]

写真の拡大

  • ミズナラエイジングスティックスと熟成中のブランデー

 文陽堂(新潟県南魚沼市)は、新潟県魚沼市大白川産のミズナラを使用したスティック「MIZUNARA AGING STICKS(ミズナラエイジングスティックス)」を発売した。このスティックは、酒と一緒に入れておくだけで、樽で長期熟成を行ったような味わいが再現できるという。

 林業の低迷に伴い、虫害や獣害の被害は全国的に拡大の傾向にある。同社はこの現状を改善し、山に豊かな自然を取り戻すべく、地域の資源を積極的に活かした商品を開発・販売することで国産材の存在や魅力を広く認知する活動を行っている。今回発売されたミズナラエイジングスティックスもその1つだ。

 ウイスキーやブランデーは、内部を焼き入れした専用の樽に蒸留酒を詰め、長期間の熟成を行うことで完成する。その熟成期間は年単位に渡り、高額な銘柄になればなるほどその期間も長くなる。樽に使用される材はオーク(ナラ)が基本だ。銘柄によってホワイトオークやスパニッシュオーク、コモンオークなどが使われている。日本のミズナラを樽材にして熟成させたウイスキーも存在しており、同社はそこに着目、魚沼市大白川産のミズナラを使用した本製品の着想を得たという。

 ミズナラエイジングスティックスでは、レーザーで焼き入れを行ったミズナラのスティックを酒に入れることで、焼き入れした樽に酒を詰めたときと同様に熟成を促すことに成功。まさに逆転の発想といえるだろう。本製品を24時間程度焼酎に入れておくだけで、酒は黄金色に染まりミズナラの香りが漂うまろやかな味わいに、2週間もするとより角が取れ、ウイスキーのようなより風味豊かな味わいに変化するという。目安としては、24時間で3年熟成に相当する熟成具合だそうだ。もちろんウイスキーに入れておけばより味わい深いものになる。

 また本製品に焼き入れられる模様は、「麻の葉柄」をはじめとする和柄が採用されており、洒落た印象を与える。価格は1本1,650円(税込)。注文の際には名入れを依頼することも可能だ。お酒好きな友人への一風変わった贈り物にもできるだろう。

関連キーワードウイスキー